新紀元の祝辞
数年前、新たな琥珀紀を迎えるにあたって在田が書いた、ごく短い祝辞。
新紀元の祝辞
宇宙銀河に生きる、親愛なる千星シティの友たちへ。
おはよう。
今日、我々はまた新たな琥珀紀を迎えた。第2158琥珀紀だ。前紀を振り返れば琥珀の王に感謝すべきことは数多い。我々は父母や祖父母の世代よりも多くを学び、より長く生き、住まう星の選択肢も広がった。新しい紀元には、新しい危険が待っている——そう言う者もいるが、ワシはそう思わん。宇宙にあるのは新たな希望。そして姿を変えただけの、古い危険じゃ。それはいつの時代も変わらずそこにある。
覚えておいてほしい。琥珀の王は、ワシらの代わりに危険を取り除いてはくださらん。恩寵は、危険のただ中で我々を守ってくださることにある。ワシらはすべてを琥珀の王に捧げる。だが、心の奥には未来への願いを残しておく。力を尽くして育ててきたスターピースエンターテインメントは、いわば願いの結晶じゃ。時代に取り残されたなどと思わんでほしい。その感情を過去のものと決めつけんでほしい。新たな表現も、新たな希望も、古い危険に立ち向かうためにある。希望を育むにはより多くの優れた創作が必要じゃ。そして、より真摯な感情を届けていかねばならん。人と人の心が結ばれたならば、琥珀の王の恩寵は意味を為しているということじゃ。
ワシらの奨励制度は、これからも変わらない。アバブ・ザ・クラウドは、夢を抱くすべての者に開かれている。スターピースエンターテインメントは、カンパニーの魂を存護する。この偉大な事業には、誰もが全身全霊で加わる価値がある。
伝統事業部
在田
2158.0001