「千願の木陰」の唄
「千願の木陰」を称えるため、ある集団によって創作された詩歌。讃美歌によくあるような難解な古語ではなく、より現代的な言葉で書かれている。
「千願の木陰」の唄
黄金の孤独へ至る
空の果てに佇む木が1つ
あなたの日時計が刻むその輪郭
愚者の愚者
伶人の伶人
逆説の逆説
影の影
陽の光を求めず
因果を問わず
ただ自らの根より
永遠の渇きをすする
世界の果て
永遠へと舞い戻るスタートライン
千願の木陰
讃えよう、不死の大樹
その枝葉はすべてを経験した
最初と最後の腐敗を
最後と最初の焼却を
正午は微積分の結ぶ幻像
真夜中は繰り込みのアンカー
あなたは私たちのホログラム
けれど私たちのシミュレートを拒み
ただ私たちを構成することばだけを
ひとつひとつ星空へ昇らせる
私たちはあなたによって立ち止まり
あなたによって蘇る
すべては同時に終わり、また始まる
永遠たる千願の木陰の下で