仙舟「羅浮」演武典礼案内
演武典礼と競鋒艦に関する案内

仙舟「羅浮」演武典礼案内

序文

ご来賓の皆さま、今回の星天演武典礼の開催地——仙舟「羅浮」洞天上空に停泊する競鋒艦へお越しいただき、まことにありがとうございます。

ご存知の通り、星天演武典礼は仙舟同盟の伝統的な武道の祭典です。元々、演武典礼は帝弓の司命の指導のもと、雲騎軍が仙舟を守り、寿瘟を掃討したことを記念するために設立されました。仙舟の雲騎軍は精進を重ね、互いに競い合うことで、かつての英雄たちを讃えているのです。

時が流れ、星天演武典礼の概念は競技や祭典にとどまらず、1つの絆となりました。演武典礼を通じて、我々は世界の距離を越えて銀河各地から多くの猛者を招き、戦いの意志と同盟の大切さを示しています。

本日、ここで武芸者たちの実力と仙舟の姿をご覧いただけます。

試合会場の概要

今回の星天演武典礼の開催地「競鋒艦」は、第三次豊穣戦争時代に使用された戦闘艦です。同クラスの戦闘用星槎の中で、競鋒艦は大勢の雲騎軍の英雄を戦場に送り出し、方壺の戦いやサキンシャド突撃戦、カラリク虫災などの有名な戦いで、近接航空支援を行いました。

数々の戦果と傷を残し、競鋒艦は退役しました。そして、新しい姿で観光客を迎えるため、工造司の職人たちがその装甲を外しました。数カ月にわたる改造の末、競鋒艦のキャビンは選手の控え室や観客の観戦エリア、飲食エリアとなり、また、メディアの配信や来賓のもてなしといったエンタメ商業イベントの開催など、さまざまなニーズに対応できるように設計し直されました。

試合会場:激情と技術の衝突

観戦エリアと決勝エリアは艦の中央の巨大なオープンデッキに位置します。改造により、元のキャビンとデッキエリア下層にはサブ会場が設けられ、観客全員が熱戦の迫力を間近で体感できるようになっています。

サブ会場にはグラウンドフロア内部の環状ルートや駐機場、他にも多数の機能的な部屋があり、医務室、トレーニング室、休憩エリア、娯楽室も完備しています。これによって、選手たちが試合の合間に最適な休息とトレーニングを行えるようになっています。

試合観戦とレジャー:それぞれの瞬間を楽しむ

艦内各階に配置された観戦エリアは、死角のない視界で試合を見られるだけでなく、快適な座席とリアルタイムデータ分析スクリーンも備えています。観客は視覚的に楽しめるのと同時に、試合の詳細を深く理解できます。また、VIPルームやメディアエリアも備えており、さまざまな人の需要に対応しています。

艦内には休憩エリアと飲食エリアも設けられていて、銀河各地の特色あるグルメが提供されています。さらに金人巷、長楽天など、多くの飲食店が提供する羅浮の飲食エリアは、観戦の合間に心身をリラックスさせ、交流を楽しむのに理想的な場所です。

大会期間中、「競鋒艦」では文化交流会や選手との交流会など、特別イベントも開催されます。詳細は運営のお知らせをご確認ください。

艦の秘密探訪:歴史の反響

艦首の歴史展示ホールに入ると、ホログラフィック映像と実物展示品を通じて、羅浮天舶司の歴史、そして「競鋒艦」の建造から運用、退役後の再生に至るまでの輝かしい過去が紹介されています。この星の大海原で、新たな伝説がどのように作られるのかを見届けましょう。

コントロールセンターは軍事指揮の役割を担わなくなりましたが、内部には元の制御パネルと戦略星図が残されており、訪問者が艦長になりきり、その場にいるかのように戦略をめぐらす体験ができます。

開放時間

大会期間中は毎日システム時間4時から16時まで観戦エリアが開放されています。特別イベントや夜間のライトショーについてはお知らせをご確認ください。

チケットの購入方法

公式サイトでの事前予約、または指定の購入ポイントでお買い求めいただけます。チケットをお持ちの方は完全ガイドツアーや、特定エリアでの観戦をお楽しみいただけます。非公式の販売ルートにはくれぐれもご注意ください。

アクセス

長楽天などの地域には専用のシャトル星槎があり、「競鋒艦」下方のシャトル用プラットホームに直行します。自家用の乗り物は天舶司に登録した上で指定区域に停めてください。

安全のために

艦内にいるすべての人の安全を確保するため、見学時は必ず指示標識や係員の指示に従ってください。また、許可されていない機器には触れないようにしてください。

最後に、今回の星天演武典礼で主催者の誠意と気持ちを感じていただけますと幸いです。よい旅になることをお祈りしております。

星天演武典礼実行委員会