ミファミュンからの手紙
ファイノンの妖精の文通相手から来た手紙。小さな悩み事や昔の出来事について綴られている。
修理編
相棒のファイちゃんへ
お返事ありがとうミュ!嬉しくて、すれ違う妖精全員に挨拶しちゃったミュ!
村長は、あなたがすっごく遠いところに行ってしまったから、返事なんか書けるわけないって言うの。
そんなの信じないミュ。返事をくれたのは、絶対にあなたなのよね?
君の言う通りに「ほうき」を作ってみたよ。そしたら家の中があっという間にきれいになった。
ほうきって、すごいんだね。 / 君が教えてくれた通りに、家具をたくさん捨ててみたよ。でも、あの壷はとってある。
あれは取ってきた野イチゴを入れるのに使ってるんだ。
もう食べ終わっちゃって空っぽだけど、中はまだ甘酸っぱい香りがするんだ。
私は毎日郵便ポストをのぞくべきじゃなかったミュ。だって、ポストがあっという間に古びちゃったんだミュ。
あなたはあのとき、カンカンドンドン、たったの数時間でポストを直してくれたミュ。
一体どうやったの?私も修理したいんだけど、どうしても思い出せないんだミュ。
あなたの相棒
ミファミュンより