ゴールの前に
伝説のレーサー・オバタラのインタビュー記録。千星シティにおけるレースの伝統と、将来へ向けたプロモーションについて語られている。

ゴールの前に

@千星シティレースウォッチャー
伝説的なレーサーのオバタラが、とあるプロモーションイベントでスターピースエンターテインメントのインタビューに答えてくれました。インタビューの全文は以下:

レースの伝統について
たしかに君の言う通り、千星シティにおけるレース文化には長い歴史があり、その気になれば宇宙時代以前の馬引きレースまで遡ることだってできる。それは大昔から賑やかで混沌としたスポーツで、人々はそんなレースの場に参加することで自分の社会的な存在をアピールしてきたんだ。とはいえ、こうした古い時代のレースでは、敗者が暴動に近い騒ぎを起こすことも多かった。この点だけでも、現代の千星シティがいかに文明的な社会を築けているか、よくわかるだろう。ここ数年、一部のファンはこうした古代の「対立文化」を再び呼び起こすべきだと主張しているようだが…もちろん、レースの雰囲気が盛り上がるのは歓迎すべきことだ。けれど、そういった一部のファンの行動が激化して、このスポーツの観賞価値を脅かす事態にならないことを願っているよ。

スプリントレースについて
一部の人たちが感じていることとは真逆かもしれないが、この手のレースで最も重要なのはレーサーの腕よりもマシンの性能と、サーキットに応じた適切なタイヤを選択できているかどうかだ。仮に全員に全く同じマシンを与えて走らせたとすれば、プロのレーサー同士の差は微々たるもの、実際のレースで見られるような大差の勝負になることはまずないだろうね。当然、実際には優れたチームはより優れたレーサーを選出し、優れたもの同士が手を組むことになる。そうやって差は広がり、本番で見られるような結果に至るわけだ。

耐久レースについて
耐久レースは長丁場でレースの状況も複雑だから、人的要因がマシンに関する要素を上回りやすい。特にオフロードのラリーなんかは、レーサーが1つ判断を間違うと、脱水症状や熱中症といった命の危険に直面することにもなり得る。こういった点で耐久レースはスプリントレースに比べて「ハード」ではあるかもしれない。ただ、スプリントレース特有のお祭り的な雰囲気こそ、レースという競技の根本だと僕は思う。スプリントレースこそ、あらゆるレースの「王冠」に相応しい。そのことに疑いの余地はないだろうね。

スタントレースについて
スタントレースはレースの中でも特にユニークなものの1つだ。その独自性は、一部で「スタントレースは果たしてレースと言えるのか」という議論が起きるほど。だが僕に言わせれば、こうした議論は馬鹿げているよ。さっきも言ったことだが、お祭りのような雰囲気こそがレースというスポーツの根本なんだ。スタントレースにはスタントレースにしかない独特の空気があり、それはスプリントレースや耐久レースでは代わることができないものだ。レースというのは1つのスポーツに違いないが、それ以上に1つの文化なのさ。

これからの計画について
僕たちは今、まったく新しいレースの開催準備を進めているところなんだ。主催から科学技術を使ったサポートを提供することで、銀河中のさまざまな乗り物がトップクラスのレース性能を獲得し、千星シティのコースで力を発揮できるようになる。そうすることで、これまでにない新たなお祭りを作り出せるはずだ。ぜひとも期待しておいてくれ!