出向社員行動規範:ヤリーロ-VI版
トパーズが社員に提示した行動規範。戦略投資部の対外的なイメージを維持するためのもの。

出向社員行動規範:ヤリーロ-VI版

トパーズ総監の求めにより、本部署は本日より『出向社員行動規範:ヤリーロ-VI版』(以下、『ヤリーロ-VI社員規範』とする)を導入する。全社員および業務委託社員は出向期間中、自らを厳しく律し、規範を遵守し、戦略投資部の従業員として、専門的かつ効率的、そして親しみに富んだ対外的イメージを貫くように。

『ヤリーロ-VI社員規範』の詳細は以下の通り。

1. 出向社員は現地権力機関が公布した法律を遵守するものとする。
2. 出向社員は職務を理由に現地住民の日常生活、通勤を妨げてはならない。
3. 出向社員はいかなる形式であっても、現地法執行機関(シルバーメイン、地炎、モグラ党などを含むが、これらに限らない)の職務内容への関与、妨害、干渉を行ってはならない。必要な場合、カンパニー社員は積極的に現地法執行機関の職務に協力するものとする。
4. 出向社員はいかなる理由があっても、現地住民から贈答品または賄賂を受け取ってはならない。
5. 出向社員はいかなる理由があっても、現地の生態環境または公共財を破壊してはならない。
6. 出向社員は人的資源部の承認を得ずに勝手に社員募集または内部推薦を行ってはならない。
7. 現地権力機関との協議、またはその許可を得て職務内容を進める必要がある場合、プロジェクトが正式に開始する前に部署の総監から指示を仰ぎ、承認を得るものとする。

トパーズ総監が特別に追加した項目は以下の通り。

8. 改めて明言するが、「ヤリーロ-VI再始動」プロジェクトの目的は、現地住民の故郷再建を加速させ、その目的を果たすために必要な技術支援および物資支援を行うことにある。
9. 出向社員はヤリーロ-VI現地住民が進める「造物エンジン」の修復作業への協力に全力を注ぐものとする。必要な場合には、無償で戦略投資部の技術支援を行っても構わない。
10. 出向社員は現地の宿泊、飲食、公共交通機関の費用を(市価×1.5倍)の価格で支払う義務を負う。本費用は出張旅費として扱われ、部署が一括で精算する。
11. 出向期間中、携帯する武器はすべて現地法執行機関に管理を委ねるものとする。
12. 必要な場合には、出向社員は現地住民に対して、ヤリーロ-VIにおける戦略投資部の作業計画および作業目標を具体的に説明する義務を負う。

以上が『出向社員行動規範:ヤリーロ-VI版』の全内容である。部署の全社員は、トパーズ総監の期待に応え、行動規範の条項を厳守してもらいたい。また、出向期間は各社員が楽しく、安心して過ごせるよう願っている。戦略投資部のモットーである「あなたのリスクは、私が存護する」を心に刻んでもらいたい。