「尚滋味」の満点好評コメント
殊俗の民である向ヶ丘が金人巷にある「尚滋味」に残した満点の口コミ。

「尚滋味」の満点好評コメント

ユーザー名:向ヶ丘 
レビューレベル:名誉会員 23
所在地:█星██████████城

【料理店】尚滋味(金人巷、仙舟「羅浮」本店)
評価:★★★★★(5/5)
タイトル:美食の盛宴、その名の通りのグルメ体験!

本文:
仙舟「羅浮」の観光中に食べた最高の一食。あるストリーマー(赤黒い髪の女性、仙舟人かどうかは分からないけど、仙舟のことをよく知っているよう)の食レポや飲食店探索ムービーが流行りだしてから、ここに来る人が増えて商売も繁盛してきた。おかげでかなり待ったし、危うく予約を取れなかった。

メニューが豊富すぎて、注文する時に選択困難に陥って、呼吸が加速して、しばらくパニック障害を引き起こしてしまった。けど適当に注文した料理でもかなり美味かった。

正直言って美味すぎて形容詞の使い方も忘れてしまった。一口一口がサプライズだった。まだ箸を上手く使えないけど、店には他の食器もあったからフォークで食べた。茎ニンニクの豚バラ炒めは美味い、陳婆豆腐はうまい、パリパリキュウリの辣子鶏も美味い。どれも美味くて、何度も口の中で新しい味を探索しているような感じだった。食べてる肉が野獣のものだとは思えないほど新鮮で、荒々しく、爽やか。

牛もつ乱切りのラー油和えは一生忘れないだろう——それは本当の意味での「乱切り」だった。店主、つまり主厨さんの包丁が乱閃すると、牛もつがきれいに切り分けられ、出来上がったばかりのラー油がもつを丁度いい程度に浸透する。五千年生きているのかって聞きたいほどの技量だよ。仙舟人はみんなかなり長生きしてるようだから、その包丁さばきもきっと数千年の修行を経て習得したものなんだろう。そうでもなければ、彼女はきっと不世出の包丁達人だ!

ここは星槎海に似てない。金人巷の特徴はかなり変で、欺瞞性がある——その名前の通り、なぜ「金人」がこの街の命名権スポンサーなのかが全く理解できない。「尚滋味」の店舗もそうだ。通りすがってもただの飲食店だとしか思わないけど、店の中はきれいで整っているし、店主さんは親切で、料理する時はかなり真剣。なにかの獣の肉で作られた団子、確か「九九九手打ち肉団子」って名前だった。店主さんは僕の目の前で肉を900回ほど打ってペーストにして、こうでもしないと「正真正銘の料理」ができないなんて言ったんだ。飲食店を経営してなくてよかったよ、じゃなきゃ家に帰ったら、きっとうちのシェフを叱るだろう——同じ料理人なのに、どうしてこんなに差があるのか、って言い出しちゃいそうだよ。

とにかく、僕はこの店のすべてに満足している。もし新鮮で、特殊で、独特な味の仙舟料理を味わいたいなら、この店をオススメする。この料理店は絶対に五つ星評価に値する!