単体攻撃 | Energy Gen 20 | Break 30
指定した敵単体にアルジェンティの攻撃力50%分の物理属性ダメージを与える。
全体攻撃 | Energy Gen 30 | Break 30/hit
敵全体にアルジェンティの攻撃力60%分の物理属性ダメージを与える。
Lv.1花園にて捧げる美の際限
全体攻撃 | 消費EP 90 / Gen 5 | Break 60/hit
EPを90消費し、敵全体にアルジェンティの攻撃力96%分の物理属性ダメージを与える。
「「<ruby>我<rt>われ</rt></ruby>」が<ruby>授<rt>さず</rt></ruby>けし<ruby>至上<rt>しじょう</rt></ruby>の<ruby>勲章<rt>くんしょう</rt></ruby>」
全体攻撃 | 消費EP 180 / Gen 5 | Break 60/hit
EPを180消費し、敵全体にアルジェンティの攻撃力168%分の物理属性ダメージを与え、さらに6ヒットする。1ヒットごとに、ランダムな敵単体にアルジェンティの攻撃力57%分の物理属性ダメージを与える。
強化
通常攻撃、戦闘スキル、または必殺技を発動した時、攻撃が敵1体に命中するごとにアルジェンティのEPを3回復し、「栄達」を1層獲得する。「栄達」1層につき、アルジェンティの会心率+1%、この効果は最大で10層累積できる。
Lv.1純粋で高潔なる宣言
妨害
秘技を使用した後、一定区域内の敵を10秒間の目眩状態にする。目眩状態の敵は味方を攻撃しない。
目眩状態の敵を先制攻撃して戦闘に入った時、敵全体にアルジェンティの攻撃力80%分の物理属性ダメージを与え、アルジェンティのEPを15回復する。
ターンが回ってきた時、「栄達」を1層獲得する。
A2
残りHPが50%以下の敵に対して与ダメージ+15%。
A6
1審美王国の欠陥
「栄達」1層につき、さらに会心ダメージ+4%。
2メノウの謙遜
必殺技を発動した時、フィールド上の敵が3体以上の場合、攻撃力+40%、1ターン継続。
3荊棘の道の栄光
戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。
4トランペットの奉献
戦闘開始時、「栄達」を2層獲得し、天賦の累積可能層数+2。
5宇宙のどこかで降る雪
必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。
6「貴女」の輝き
必殺技を発動した時、敵の防御 力を30%無視する。
キャラクター詳細
「純美の騎士団」の古典的な騎士。
正直で堂々とした性格をしており、天性の高貴さによって人々に尊敬されている——宇宙を1人で渡り歩き、揺るぎない意志で「純美」を実践している。
宇宙で「純美」の名誉を守ることがアルジェンティの責務だ。この責務を遂行するためには、敬虔であり、相手を心から承服させなければならない。
ストーリー・1
キャラLv.20で解放
彼の故郷は何年もの間戦火に晒されていた。砲火が飛び交う中、彼の子供時代の記憶は、常に血と煙が付き纏っている。ある時、砲火を避けて地下に隠れていた彼は、瓦礫の下から陶器の笛を見つけた。
彼は流れる空気をメロディに変えようと試みたのだが——
その音楽は間違いなく災いだった。
ただ、その時の陶器の笛の音は、彼にとって唯一の「精神の逃避先」だった。
音の旋律は時間と共に彼の記憶の中に溶け、「神秘」の瞬間となった。数年後、ある場所で吟遊していた時、彼は塔の砲火の中から子供を救い出した。そして貴重な陶器の笛を贈られた時、その記憶が再び蘇った。
彼は笛を手に考えを巡らせる。白くて完璧で高貴な質感をしており、笛の穴を空気が通ると気圧によって音階を作り出す。音階が組み合わさることで、記憶の中の感情を呼び覚ましていく——
しかし、それでも彼の音楽は災いだった。
「僕はなんと愚かなのでしょう。ここまでこれとの関係を上手く築けないなんて……」
彼は困惑と不安に苛まれたが、しばらく考えていると、再び不気味とも思える勇気が芽生えた。彼は流れる空気で再びメロディを作ろうとした——
音階は昔と同じだったが、彼は大きな声で笑った。
「しかし、僕はこれを愛している——本当に愛しているのです。そして、これが『美しい』と信じています」
彼はその陶器の笛を大切にしまうと、躊躇うことなく旅を続けた。
ストーリー・2
キャラLv.40で解放
故郷を離れた後、彼は年老いた師匠と旅をした。
日々の肉体的な鍛錬や精神的な修行に加え、昼の休憩時間になると、師匠は時折自分が見たことのない時代の話をしてくれる——それは古い時代の星間の吟遊詩人たちが、「純美」の瞬間を目撃したと主張する内容だった。
「それは静止した瑪瑙の世界、その中に封じられた奇妙で壮大な現象に人々は涙を流した」
「イドリラは亡くなった後、13琥珀紀の輪廻を経て、13番目の月に宇宙のどこかに戻ってくると言われている」
その歳月の中で、師匠は毎日彼に「純美」の精神を教え授けた。
いかに「詩」を詠む代わりに敬虔に「戦い」、「純美」の精神を貫くかといったものだ。
——彼は理解した、それが「騎士」たる者の掟と品格なのだと。
しかし、師匠は彼に多くを話す前に世を去ってしまった。そして再び1人で旅を続けることになった彼は、かつて故郷を離れたばかりの頃と同じように、自分の存在について深く考えるようになった。しかし、もう孤独の「憂い」は感じない。彼が考えていたのは、どうすれば「騎士」になれるのかということだ。
彼は歴史のある町に滞在した時、汚れた大通りを陽の光を浴びる赤ん坊のように綺麗にしたことがある。
彼は悪夢のような怪物を打ち払い、翌年の春には、ウサギたちが再び森の中を飛び跳ねていた。
彼は短い間ではあるが、もう1人の「騎士」と世界を旅したことがある。その騎士は、自分の鎧には女神の祝福があると信じていた。
「常に帰ってこられない可能性があるが、それでも決して引き下がらない。魂を捧げるとは、こういう意味だ」
「共に励もう、友よ」
彼は槍の斑点を見つめる。それは「純美」を守る証である。
彼は槍の斑点を拭く。それは「純美」の道に足を踏み入れる証である。
ストーリー・3
キャラLv.60で解放
「純美」の運命に足を踏み入れてから、苦行の道を行く彼の前に、次第に様々な「試練」が現れるようになった——
それには祈願からくるものもあれば、懺悔からくるものもある。あるいは、三重の悪魔の形で密かに囁き、混乱させようとするものもあった。
彼が恐れることなく「槍」を使い、心に誇りを抱きながら三重の悪魔の誘惑を切り裂くと、弱さ、欲望、雑念のすべてが消えていく。
彼は魂と命を純美の星神の足下に捧げることを決めた。
三重の悪魔の囁きは形の異なる寝言のように、混沌とした霧の中で人間の様々な欲望に変化していく。
それは単なる利益追求であり、恥知らずな罪であり、権力の冠であり、魅惑的な言葉でもある。
それは戦いの頂点であり、食欲を満たすことであり、後悔を忘れることであり、単なる普通の感情でもある。
彼の血は栄誉と共に戦場に流れ、深紅の滴と長い髪が絡み合った。彼の槍はそこに置かれ、神はそれが永遠に鋭くあるようにと祝福している——
亡き師匠、そして同行者の声が夢の囁きとなって彼の耳に届く。彼の主が頭を下げない限り、その槍が折れることはない。
彼が血に浸かり、ほぼ意識を失いかけた時、ついにどこからともなく響く夢の囁きを聞いた。
「あなたは悪名を拒み、栄誉を宣揚した。あなたたちは『純美の騎士団』。
あなたたちは勝利するたびに自分を見つめるべきです。悪事を働こうとする自分の心を見つめるのです」
「おめでとう、あなたはまた『鏡の試練』を乗り越えました」
ストーリー・4
キャラLv.80で解放
騎士団の「純美」の態度を保つ方法は様々だ。
ある者は一生涯かけて自らの信念を貫く。ある者は仮説を立て続け、絶望を繰り返して仮説を覆す。
ある者は勲章を授かり戦場で戦う。ある者は自らを時計台の隠居人と認め、「純美」の華やかなローブを受け入れることを恥じる。
変わらないのは、誰もが宇宙の中で苦心しながら「イドリラ」の真の姿を探し続けていることだ。
彼は謙虚、慈愛、公平を忘れないと誓い、これまでにその誓いを破ったことはない。彼は「純美」の掟を胸に刻み、ますます信仰に固執するようになっていた。
「変人…純美の騎士は本当に変人の集まりだ!」
「イドリラ」が逝去したかもしれないという噂が宇宙に広まってから、彼らの戸惑いは一層激しくなった。
これまで以上に信仰心を強めながらも、疑問は増えていった。これまで以上に笑顔を見せるようになりながらも、さらなる変人ぶりを見せるようになった。
太古を振り返ってみると、あらゆる「名誉」、「美名」、「悪名」は等しく長い年月の中で消えている。
最後に。
かつて共に旅をした「騎士」と彼が再会した時、相手はすでに力を求める道に迷い込んでいた。
伝説の武器を手に、天をも呑み込む巨獣を倒した英雄…その鎧は巨獣の鱗と化し、その武器は取り外せない爪や牙となり、その血は粘性のある炎となっている。その瞳は野性的で理性などなく、以前は「友」と彼を呼んでいた声も、今では掠れた咆哮にしか聞こえない。
試練の言葉は「終末」の予言に変わり、目の前に迫っている。
自分も…同じように「凶兆」に落ちてしまうのだろうか?