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北境の帝国、失われた王朝——その凍てつく大地で征服の野心が燃え上がる。 君主ケリュドラ、「法」の火種を掌握する黄金裔。盤上に駒を配して神々に相対し、異心を抱く咎人を裁き、火を追う旅の礎を築く者である。 ——「これは終点ではない。オンパロスから始まる征途は、必ずや銀河の群星へと至るだろう!」
ケリュドラ
調和
ちょうわ
風
詳細
戦闘スキル
軌跡
星魂
ストーリー
Lv.
1/20
HP
184
攻撃力
84
防御力
66
速度
99
挑発
100
0
0
0
0
0
Add to Planner
北境の帝国、失われた王朝——その凍てつく大地で征服の野心が燃え上がる。 君主ケリュドラ、「法」の火種を掌握する黄金裔。盤上に駒を配して神々に相対し、異心を抱く咎人を裁き、火を追う旅の礎を築く者である。 ——「これは終点ではない。オンパロスから始まる征途は、必ずや銀河の群星へと至るだろう!」
通常攻撃
Lv.1
征
ゆ
け、
兵
へい
は
神速
しんそく
を
尊
たっと
ぶ
単体攻撃 | Energy Gen
20
| Break
30
指定した敵単体にケリュドラの攻撃力
50
%
分の
風
属性ダメージを与える。
戦闘スキル
Lv.1
名
な
を
馳
は
せよ、
歩兵
ほへい
も
将
しょう
の
器
うつわ
サポート | Energy Gen
30
指定した味方単体キャラに「軍功」を付与し、ケリュドラはチャージを
1
獲得する。チャージの最大値は
8
。チャージが
6
に達した時、味方キャラの「軍功」は自動で「爵位」へと昇格し、その状態を所持しているキャラの
行動制限系デバフ
を解除する。「爵位」を所持しているキャラは「軍功」も同時に所持しているものとみなし、戦闘スキルの会心ダメージ+
36
%
、全属性
耐性貫通
+
8
%
。敵ターゲットに戦闘スキルを発動する時、
奇襲
が発動する。
奇襲
終了後、チャージを
6
消費し、「爵位」を「軍功」に戻す。
必殺技
Lv.1
世
よ
は
盤上
ばんじょう
、チェックメイト
全体攻撃 | 消費EP
130
/ Gen
5
| Break
60/hit
チャージを
2
獲得する。敵全体にケリュドラの攻撃力
144
%
分の
風
属性ダメージを与える。フィールド上に「軍功」を所持しているキャラがいない場合、現在1枠目にいるキャラに優先して「軍功」を付与する。
天賦
Lv.1
栄光
えいこう
をカイザーに
サポート
「軍功」を所持しているキャラの攻撃力が、ケリュドラの攻撃力
18
%
分アップする。そのキャラが通常攻撃または戦闘スキルを発動する時、ケリュドラはチャージを
1
獲得する。なお、
奇襲
期間中の場合、ケリュドラはこの方法でチャージを獲得できない。「軍功」を所持しているキャラが攻撃を行った後、ケリュドラは追加で自身の攻撃力
30
%
分の
風
属性
付加ダメージ
を1回与える。この効果は最大で
20
回発動でき、ケリュドラが必殺技を発動するたびに、効果の発動可能回数をリセットする。「軍功」は最後に付与したターゲットにのみ有効。ターゲットが変更された時、ケリュドラのチャージは0にリセットされる。
秘技
Lv.1
先手有利
せんてゆうり
サポート
秘技を使用した後、「軍功」を獲得する。キャラを切り替えると「軍功」は現在行動中のキャラに移る。次の戦闘開始時、「軍功」を所持しているキャラに戦闘スキルを自動で1回発動する。この発動はSPを消費しない。
通常攻撃 ▼
戦闘スキル
必殺技
天賦
Lv1 ▼
Lv2 ▼
Lv3
Lv4
Lv5
Lv6
5,000
3
6
来
き
た
者
もの
ケリュドラの攻撃力が
2000
を超えた時、超過した攻撃力
100
につき、自身の会心ダメージ+
18
%
、最大で+
360
%
。
A2
攻撃力
+
4%
A2
風
属性ダメージ
+
3.2%
A3
見
み
た
者
もの
ケリュドラの会心率+
100
%
。ケリュドラのチャージが上限に達していない場合、「軍功」を所持しているキャラが必殺技を発動する時、ケリュドラはチャージを
1
獲得する。この効果は一度の戦闘で1回まで発動できる。
A4
風
属性ダメージ
+
4.8%
A4
攻撃力
+
6%
A5
征
せい
した
者
もの
戦闘スキルを発動する時、自身および「軍功」を所持している他の味方の速度+
20
、
3
ターン継続。「軍功」を所持しているキャラが通常攻撃または戦闘スキルを発動する時、ケリュドラはEPを
5
回復する。
A6
HP
+
6%
A6
攻撃力
+
8%
Lv75
風
属性ダメージ
+
6.4%
Lv80
風
属性ダメージ
+
3.2%
Lv1
HP
+
4%
A3
風
属性ダメージ
+
4.8%
A5
1
全
すべ
ての
王冠
おうかん
を
奪
うば
え
「軍功」を所持しているキャラが敵にダメージを与える時、ターゲットの防御力を
16
%
無視する。「軍功」が「爵位」に昇格している間、そのキャラが敵に戦闘スキルダメージを与える時、さらにターゲットの防御力を
20
%
無視する。
ケリュドラが戦闘スキルを発動する時、指定した味方のEPを
2
回復する。
2
万民
ばんみん
の
願
ねが
いをここに
「軍功」を所持しているキャラの与ダメージ+
40
%
。フィールド上に、ケリュドラ以外に「軍功」を所持している味方がいる場合、ケリュドラの与ダメージ+
160
%
。
3
旧
ふる
き
律法
りっぽう
を
焼
や
き
払
はら
え
戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.
15
まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.
10
まで。
4
天地
てんち
も
人界
じんかい
も
改
あらた
めよう
必殺技のダメージ倍率+
240
%
。
5
恩
おん
も
仇
あだ
も
等
ひと
しく
返
かえ
そう
必殺技のLv.+2、最大Lv.
15
まで。天賦のLv.+2、最大Lv.
15
まで。
6
我
われ
は
征
ゆ
く、
星
ほし
の
大海
たいかい
へ
「軍功」を所持しているキャラの全属性
耐性貫通
+
20
%
、「軍功」による
付加ダメージ
の倍率+
300
%
。フィールド上に、ケリュドラ以外に「軍功」を所持している味方がいる場合、ケリュドラの全属性
耐性貫通
+
20
%
。
ストーリー
ボイス
所属
オンパロス
キャラクター詳細
北境の帝国、失われた王朝——その凍てつく大地で征服の野心が燃え上がる。
君主ケリュドラ、「法」の火種を掌握する黄金裔。盤上に駒を配して神々に相対し、異心を抱く咎人を裁き、火を追う旅の礎を築く者である。
——「これは終点ではない。オンパロスから始まる征途は、必ずや銀河の群星へと至るだろう!」
ストーリー・1
キャラLv.
20
で解放
北の帝国ヒュペルボレイオスの凍てつく国土には、消えることのない野望が燃え続けていた。
世継ぎのいない君主の死後、王位は空席となり、帝国内部の争いが続いていた。
家を失った難民は物乞いを始めた。負傷した少女はその稀有な空色の髪のために、純白の雪の中で一際目立っていた。
「タレンタムの祝福を受けた王族のみが、炎のように揺らめく空色の髪を持つのだ。そして選ばれし者には、黄金の血が流れている……」
野心に満ちた貴族は、たまたま目に入った物乞いの少女を引き取り、さすらいの王女の噂を広めていった。
彼女はきらびやかな高台へと導かれ、貴族に腕を持ち上げられた。刺された指先からは黎明の光のような黄金の血が滴り落ちた。
民衆から彼女に向けられた熱狂的な眼差しはあまりにも熱く、まるで彼女に火をつけてしまいそうなほどだった。
「今から、お前は王女『ケリュドラ』だ」
貴族は彼女を宮殿へ連れて行き、豪華で重々しい衣装を着せた。
「ケリュ…ドラ?」
一瞬の戸惑いのせいで、頬に焼けるような痛みが走った。目からは涙が零れそうだった。
「僕は、僕は…ケリュ…ドラだ……」
「僕はケリュドラだ」
「僕は」
身体の震えを抑えながら、耳元に響く泣き声が遠ざかるのを待った。
——それは前の「王女」の叫びだった。
彼女は来る日も来る日も、宮廷の礼儀作法を学び続けた。窮屈なコルセットをしても痛みを感じず、堂々とした演説ができるようになるまで——
「王女はまだ幼い。そのため、私が摂政としてヒュペルボレイオス帝国の政務を執り行わせていただく」貴族は彼女の名を利用して民衆の支持を集め、王権を我が物とした。
「あれは操り人形で、捨て駒に過ぎん。だが演技はなかなか悪くない。生かしておいてやろう」新たな摂政は影の内で宰相にそう言って、ほくそ笑んだ。
終わらない幽閉を過ごすうちに、幼い「王女」は遠くにかすかに輝く星空から、目の前のチェス盤へと視線を落とした。
チェスは、自分を守るための遊びだった。
「誇り高き王女、あんたの目はいつも何かを観察してるようで、それでいて何かを隠しているように見える。まるで……」
「まるで?」
わずか数手で、彼女は音もなくチェス盤の端に迫ろうとしていた。
「まるで…今にも燃え上がろうとする炎のようだ……」
師匠は苦笑しながら、最後の一手を打った。幾千の対局を重ねた今、もはや王女に解けない盤面は無かった。
ストーリー・2
キャラLv.
40
で解放
宮女と衛兵に権力や地位はない。だが、彼らは宮廷の隅々まで目を光らせる密偵となりうる——
彼女は施しで彼らの心を掴むと、情報を集め、自在に布石を打った。
新王に反感を持つ古株の貴族が密かに反乱を企て、親衛隊に刺客を送り込もうとしている——
彼女は表向き協力して見せることで、敵を敵で討つ「ナイト」を配置した。
帝国の民は彼女の偽りの血統を慕う。そして彼女は老いた者を思いやり、弱き者を助けた——
日に日に高まる名声と民心を得た彼女は、圧倒的な力を持つ「ルーク」を配置した。
「内密にお伝えしたいことがあり、ご連絡を差し上げました。隠匿の刻の第三針、テントでお待ちしております――貴方の忠実な宰相より」
重臣たちは各々の思惑を抱き、出征を望んでいた。この密書が届いたとき、彼女は盤面を大きく左右する「ビショップ」が現れたことを悟った。
ロウソクの火がテントに虚偽の影を描き出す。宰相の顔に浮かぶ笑顔は、まるで色褪せた絵のようだった。
「この地は南のように暖かくありません」彼は机の上に広がる地図を指しながら言う。「北に留まっていては、ヒュペルボレイオスは必ず滅びてしまうでしょう。大陸一の傭兵とは話を付けてあります。此度の出征には王女様に、ぜひともお出ましいただきたく……」
自分が捨て駒であり、失敗すればすべての責任を負うことになると、知らない彼女ではない。
だが、もう長すぎるほど待ち続けてきた。大博打に出ずして、どうしてすべてを覆せよう?
彼女はエプス山脈を越え、ルキアの反乱で生まれた隙を利用し、軍を率いて敵を大破した。そこで黄金裔の将軍、フォルトゥナトゥスを配下に収めることで軍の支持を得た。
城を1つ、2つ、3つ…ヒュペルボレイオス軍の勢いはまるで野原を焼く炎のようだった。空色の髪の少女が旗を高く掲げるたびに、その鉄蹄は彼女が指した都市国家を踏み砕いた——
徐々に形を成してきた大軍を見て、彼女は最後の「ポーン」も配置についたことを悟った。
雪の降りしきる漆黒の夜、銀白の駿馬にまたがった王女は凱旋した。そのまま軍を率いて城門を打ち破り、新たな決まりを告げた――
「本日より、僕がこのヒュペルボレイオスに正義をもたらそう!」
摂政の「キング」が宮廷の寝室から引きずり出され、従わなかった臣下と兵士は刃の下に倒れた。
「あいつは…あいつはケリュドラなどではない!」
彼女は高台に立ち、自らの手首を切りつけた。黄金の血が人々の嘲笑とともに滴り落ち、「キング」を絶望に沈めた。
「王のように振舞っていた摂政は、悪逆の限りを尽くし、非道を極め、天下を乱した。ゆえに『法』の名においてここに裁きを下そう――」
北国の寒風が吹きすさぶ中、ちぎれそうなほど風になびく空色の髪は、燃え盛る炎のように輝いている。
「――火刑だ!」
光り輝く炎の中から、彼女は唯一の戦利品である王冠を手に取り、頭に戴いた。
冠の頂から燃え上がった炎が消えることは、決してなかった。
ストーリー・3
キャラLv.
60
で解放
三相の神託はヤヌサポリスから、終わらぬ紛争に満ちた都市国家へと伝わった。
「世界を救う、か…それは決して駒を操る者の興味をひくものではない」
彼女は神託を吟味していた。まるで燃え盛る未来が目の前に広がっているかのように――
「だが、己を支配者だと思っている神に立ち向かい、ゆくゆくは世界の外を目指す…まさに空前絶後の一局ではないか!」
長い長い夜の中、彼女は輝く灯火のようにその身に黄金の血が流れる人の子を引き寄せた。
オクヘイマの議院で、黄金裔は庶民と平等に議論し、決議に参加する市民権を持つ。
壮大な図書館が聳え立ち、火追いの使命は誰もが手にできるものとなった。
旧い軍規は廃止され、深海の魚が陸に上がり、血と炎の匂いを辿って彼女の剣旗となった。
オクヘイマの政界では、聖都の「金織」が徐々に台頭し、かすかに震える金糸が人々の運命を紡いでいく。
……
しかし、そのチェス盤の線は黄金の血で描かれている。そして、彼女の向かいに座るのは神だった。燃える痛みと引き換えに冠を手に入れ、永遠の若さで未来を得たとしても、勝利の天秤が人の子に傾くことは無かった。
「火を追う旅は喪失の道……」
「勝利は、同等の代価を支払ってこそ手に入れられるもの。だが、神々を討つにはまだまだ足りない……」
彼女は昼夜を問わず、盤上で模擬戦を重ね、己の憂いを誰にも悟られまいとした。
「つまりキミが指し手で、ワタシたちが駒というわけだな?」
剣で音を奏でる少女は手に付いた血を拭い、返事を待つことなく、ひとり頷いた。
「そうか、わかった」
高慢な女皇もこの時ばかりは珍しく黙り込んだ。
「もし……」
その表情に、かすかな苦い表情が見え隠れした。
「いや、『もし』などない」
「海洋」の火種を奪う戦の前、彼女は再び高台に上り、王の命令を待つ
500
人の臣下を眼下に見下ろした。
「諸君――」
王の声が響き渡ると、天まで届く歓声が響く。
「今日、『海洋』は我々のために奔流となる。『壊滅』の巨獣もいずれ無敵の武器として我々の手に収まるだろう。星海の征服へ至る道に、杯を掲げよ!」
前に広がるのは、決して後戻りできない血の海。それでも自分は毅然とした君主を演じなければならないと、彼女は理解していた。
師に言われた諫めの言葉が今、耳元で響いたような気がした――
「チェスは犠牲の芸術だ。
だからこそ棋士は必ず死の覚悟を決める必要があるんだよ」
ストーリー・4
キャラLv.
80
で解放
「ぽたり……」
血が水に落ち、金色の波紋が1つ。
「剣旗卿、この戦が終わったらどこへ向かうべきか、考えたことはあるか?」
剣を携えた少女は長い沈黙の後、首を横に振った。
「なら、反乱の波が収まったら共に星の海へ向かおう。そこにはきっとお前が求める澄んだ海があるはずだ」
彼女はきり、と微笑みを浮かべて、王笏を天へと突き上げた。
「神々が僕たちに殺し合いをさせ、オンパロスを銀河から消し去るというのなら、僕は神々に刃を向けよう。それがこの世界の神であっても、天外の神であってもだ」
「ぽたり……」
血が水に落ち、金色の波紋がまた1つ。
「剣旗卿、いつの日か僕に剣を振るうよう僕が命じたら、お前はどうする?」
少女はまたも沈黙した。これもたちの悪い、残酷な冗談だと思ったのだ。
「そんな時が来たら、最も鋭い刃を僕に向けてくれ。必ずだ。でないと僕は、僕のために犠牲になった兵士たちに顔向けできないからな」
彼女が自身を象徴する駒を前に出した——
「何かを得るためには、何かを捨てなければならない。ほら、盤面の流れが変わっただろう?」
「ぽたり……」
血が水に落ち、金色の波紋がまた1つ。
「剣旗卿、僕たちの後を継いで火追いの重責を担えるのは誰だと思う?」
2人は揃って遠くにいる「金織」を目を向けた。
「あの小さな金のマスは、いずれ大魚となるだろう」
「ぽたり……」
血が水に落ち、金色の波紋がまた……
「僕とタレンタムがどのような取引をしたのか憶測を言う者は多くいた。勝利し続ける武力か、それとも法の権能か……ふっ、その2つについては神の力を借りるまでも無かったが」
世を去った剣旗の姿が消え、寒気が迫ってくるのを感じた。空は真っ暗で、まるで星の光さえも差し込まない洞窟のようだった。
はるか昔、骨身に染みる寒さの中で彼女は、黄金の血が流れる子供が連れていかれるのを見た。
「だが食うか食われるかの世界では、黄金の血こそ…そのルールを覆せる唯一の切り札だ。たとえ僕がこの姿で、一生を終えることになろうとも…」
空色の髪の少女は目を閉じた。
「けれど、僕の本当の願いは、今までずっと…ただ1つだけ……」
荒野で凍え死にしそうな物乞いから、傀儡の王女、そして神に挑む指導者にまで――彼女は自らを駒を動かす者へと押し上げ、そして自らを捨て駒として盤上から去って行った――
「僕は、不公平な運命を征服してみせる!」