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八方美人な狐族の少女。外見も名前も、身分さえも奪われてしまった。 運命は彼女にわずかな生の可能性を残したが、「壊滅」の烙印は今も燻っている。 死の淵から蘇り生まれ変わった帰忘の流離人は、いつ故郷に帰ることができるのだろうか?
帰忘
きぼう
の
流離人
さすらいびと
虚無
きょむ
炎
詳細
戦闘スキル
軌跡
星魂
ストーリー
Lv.
1/20
HP
153
攻撃力
79
防御力
75
速度
102
挑発
100
0
0
0
0
0
Add to Planner
八方美人な狐族の少女。外見も名前も、身分さえも奪われてしまった。 運命は彼女にわずかな生の可能性を残したが、「壊滅」の烙印は今も燻っている。 死の淵から蘇り生まれ変わった帰忘の流離人は、いつ故郷に帰ることができるのだろうか?
通常攻撃
Lv.1
燦然
さんぜん
たる
日月
じつげつ
の
尾
お
単体攻撃 | Energy Gen
20
| Break
30
指定した敵単体に帰忘の流離人の攻撃力
50
%
分の
炎
属性ダメージを与える。
「<ruby>緩緩<rt>かんかん</rt></ruby>たる<ruby>熾炎<rt>しえん</rt></ruby>」
拡散攻撃 | Energy Gen
20
| Break
30/hit
指定した敵単体に帰忘の流離人の攻撃力
50
%
分の
炎
属性ダメージを与え、隣接する敵に帰忘の流離人の攻撃力
25
%
分の
炎
属性ダメージを与える。
戦闘スキル
Lv.1
義
ぎ
を
有
ゆう
せば
吉兆
きっちょう
を
招
まね
く
サポート | Energy Gen
30
指定した味方単体に「狐の祈り」を付与し、自身は「灼熱」状態になる、
3
ターン継続。帰忘の流離人のターンが回ってくるたびに継続時間-1ターン。「狐の祈り」は最後に指定したスキルターゲットにのみ効果を発揮する。
「狐の祈り」が付与されている味方の撃破特効+
15
%
、かつ攻撃を行う際、対応する弱点属性を持たない敵の靭性値を、本来の削靭値
50
%
分削る。この効果は、他の弱点属性を無視して靭性を削る効果と重ね掛けできない。
帰忘の流離人が「灼熱」状態の時、通常攻撃「燦然たる日月の尾」が「緩緩たる熾
炎
」に強化される。「狐の祈り」が付与されている味方が攻撃を行う時、
100
%
の
基礎確率
で攻撃を受ける敵の防御力-
8
%
、
2
ターン継続。なお、防御力ダウン効果の付与は帰忘の流離人が行ったものとして扱う。
必殺技
Lv.1
極陽
きょくよう
は
遍
あまね
く
世
よ
を
照
て
らす
全体攻撃 | 消費EP
130
/ Gen
5
| Break
60/hit
敵全体に帰忘の流離人の攻撃力
100
%
分の
炎
属性ダメージを与え、弱点属性を無視して敵全体の靭性を削る。敵を弱点撃破する時、
炎
属性の弱点撃破効果を発動する。
天賦
Lv.1
善
ぜん
満
み
ちる
所福来
ところふくき
たる
妨害
帰忘の流離人がフィールド上にいる時、敵は自身の最大靭性値
40
%
分の「雲火昭瑞」を付与される。初期靭性が0まで削られた後、引き続き「雲火昭瑞」が削られる。「雲火昭瑞」が0まで削られた時、敵は再度弱点撃破ダメージを受ける。
帰忘の流離人がフィールド上にいる時、味方が
弱点撃破状態
の敵に攻撃を行った後、その回の攻撃の削靭値を1回の
50
%
分の
超撃破ダメージ
に転換する。
秘技
Lv.1
照照
しょうしょう
たる
光輝
こうき
妨害
秘技を使用した後、一定範囲内の敵を
10
秒間の目眩状態にする。目眩状態の敵は味方を攻撃しない。
目眩状態の敵を先制攻撃して戦闘に入った後、帰忘の流離人は
行動順が
40
%
早まる
。また、
100
%
の
基礎確率
で敵それぞれに帰忘の流離人の戦闘スキルと同じ防御力ダウン状態を付与する。
2
ターン継続。
通常攻撃▼
戦闘スキル
必殺技
天賦
Lv1▼
Lv2▼
Lv3
Lv4
Lv5
Lv6
5,000
3
6
青丘
せいきゅう
の
重光
じゅうこう
味方が敵を弱点撃破した後、さらに敵の
行動順
を
15
%
遅延させる
。
A2
撃破特効
+
5.3%
A2
速度
+
2
A3
HP
+
4%
A3
塗山
とざん
の
玄設
げんせき
自身の撃破特効+
30
%
、初めて戦闘スキルを発動した後、SPを
1
回復する。
A4
速度
+
3
A4
撃破特効
+
8%
A5
速度
+
3
A5
璣星
せいき
の
太素
たいそ
敵が弱点撃破される時、自身以外の味方キャラの撃破特効+
6
%
。帰忘の流離人の撃破特効が
220
%
以上の場合、撃破特効アップの効果がさらに+
12
%
。この効果は
2
ターン継続、最大で
2
層累積できる。
A6
HP
+
6%
A6
撃破特効
+
10.7%
Lv75
速度
+
2
Lv1
速度
+
4
Lv80
1
狐塵
こじん
とうに
散
ち
り、
雲
くも
を
駕
が
とすればその
期
き
あり
「狐の祈り」状態の味方の弱点撃破効率+
50
%
。
2
瑞応
ずいおう
来
きた
れば、
必
かなら
ず
有徳
ゆうとく
を
明
あ
かす
敵が弱点撃破された時、帰忘の流離人はEPを
3
回復する。必殺技を発動した後、味方全体の
行動順
が
24
%
早まる
。
3
正色
せいしょく
の
鴻寿
こうじゅ
、
神思
しんし
は
化
か
して
伐
う
つ
戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.
15
まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.
10
まで。
4
自我形
じがかたち
を
離
はな
れ、
今
いま
や
数多
あまた
の
姓
せい
となる
「狐の祈り」状態の味方の弱点撃破ダメージ+
20
%
。
5
五色
ごしき
の
雲
くも
、
蒼穹
そうきゅう
は
後
あと
を
施
ほどこ
す
必殺技のLv.+2、最大Lv.
15
まで。天賦のLv.+2、最大Lv.
15
まで。
6
肇
はじ
めて
未来
みらい
を
悟
さと
り、
明暗
めいあん
の
興亡
こうぼう
を
知
し
る
帰忘の流離人の弱点撃破効率+
50
%
。帰忘の流離人が「灼熱」状態の時、「狐の祈り」が味方全体に効果を発揮するようになる。
ストーリー
ボイス
所属
仙舟「羅浮」
キャラクター詳細
天舶司、商団「鳴火」の元首席代表。奇怪な災いに見舞われ、帰航の途中で命を落としかけた。
彼女の外見、名前、身分はすべて災いの元凶に奪われてしまったが、運命は彼女にわずかな生の可能性を残し、「壊滅」の余波から生還することが叶った。
今、自らを「帰忘の流離人」と称する彼女。それが故郷へ戻れなかった無念によるものなのか、それとも星海を渡る魅力に突き動かされたからなのかは誰にもわからない。しかし、1つだけ確かなことがある——それは、彼女が己を取り戻し、再び自分の道を歩み始めたということだ。
ストーリー・1
キャラLv.
20
で解放
護身用の玉の腕輪は砕け、祝福の鈴は泥の中を転がり、鮮やかな扇子も朽ちた灰となった。
しかし彼女は、幽かな残り火が燃えているのをただ見ていることしかできない
——かつて自分が持っていたすべてが燃えてしまった。
彼女は一時、痛恨の思いで胸がいっぱいだった——自分は1人、人生から取り残されてしまったのだと。
「話をまとめたばかりだった大きな取引が無駄になってしまいました……」
「ずっと大事に手入れをしてきた尻尾もダメになってしまいました……」
「皆様にお土産を約束していたのに…それすらも守れませんでした……」
たくさんの思いが駆け巡ったが体は動かず、目の端が徐々に潤んでいくだけだった。
記憶が走馬灯のように瞬いている。
「御空様が私の贈った弓を持って空を舞うお姿が見たかった…御空様が一番したかったことでしょうから……」
「岩明、これからの仙舟商団のことは…あなたに頼るしかありませんね……」
「そういえば夢茗が欲しがっていたお茶の種も見つけたのですよ。きっと喜んでくれたでしょうに……」
「それから燕翠おば様、あなたの包丁も新しいものに替えてあげたかった……」
涙が頬を伝い落ち、地面に触れる前に蒸発した。
次第に視界が暗闇に呑み込まれ、もう仙舟への航路もわからなくなっていた。
「もっと遠くの、空の彼方へ行きたかったのに…結局、敵が誰なのかすらわからなかったなんて、本当に悔しい……」
宇宙のいたる所で、毎分毎秒、多くの生命が終わりを迎えている。
運命の行人が巻き起こす力の前では、人間など風の中で舞う塵と同様に——風や波に流され、思い通りに動くことはできない。
「だからこそ、これは彼女に与えられた『選択』であり、僕たちに残された一筋の希望でもあるんだ……」
——これはずっと後になって行われた、とある行商人と天才の会話だ。
ストーリー・2
キャラLv.
40
で解放
少女のかすかな意識は暗闇を彷徨っている。
正面には終わりの見えない長い夜が広がり、背後には帰路が手の届くところにあるかのようだった。
彼女が背後を振り返って進むと、そこにはよく知っている花灯があった。遠くからは旧友が呼ぶ声が聞こえ、商人の仕事に戻ってくるよう促している。しかし、前方から黒い霧が湧き上がると、一帯の通りを瞬時に朽ち木と灰に変えてしまった。
彼女がさらに進むと、星槎の甲板が足元に現れた。風に乗って進もうとしたが、空には気味の悪い星が浮かんでおり、見知った人物は怪物となって刀を振り下ろそうとしている。
彼女は以前のように弁舌を振るおうとした——しかし、なぜかこの時、目の前の怪物に対して一言も発することができなかった。
「前に進むしかありません」彼女は自分に言い聞かせた。
「ですが、どうやって進めばいいのでしょう?」彼女は自分に問いかけた。
「手を上げて」淡々とした声が遠くから聞こえてきた。
彼女が俯き、手のひらを貫かれた時の傷痕を目で追っていった先、握っていたのはあの扇子だった。それが炎の中で灰となったのを彼女は覚えている——だが今、確かに手の中にあった。
黒い霧は再び彼女に向かって押し寄せてくる。
「行きなさい」
彼女が手を上げると、手のひらを貫かれた時の傷痕が光り輝いた。その光は暗闇を突き抜け、彼女自身をも照らす。
「行きなさい」
彼女は扇子を掲げた。これまで涼むために使っていたその道具は、今や炎を燻らせている。
黒い霧は途切れることなく続いているが、彼女が進めば進むほど、光は輝きを増していく。
「行きなさい」
その淡々とした声はますますはっきりと聞こえるようになってきた。
「振り返らずに」
彼女は前に向かって走り出す。
「この星海にはまだ見ていない世界がたくさんあります……」
その瞬間、背後で5本の綿毛のような尻尾が花開き、彼女を閉じ込めていた長い夜を照らし出す炎となった。
実験室。
少女の指先がかすかに震え、透き通る一滴の涙が目尻から零れ落ちた。
その冷淡な科学者は実験キャビンの中を覗くと、少しだけ表情を変える。
「おめでとうございます。こちら側の世界を『選択』したのですね」
ストーリー・3
キャラLv.
60
で解放
「目覚めはあなたが踏み出した最初の一歩にすぎません」
「『壊滅』の烙印はまだあなたに影響を及ぼしている…早く新しい体に慣れなければ、その力を自分のものにすることはできないのです」
彼女は科学者の言葉に従い、来る日も来る日も不思議なお菓子に合わせて舞った。すると目に見えるほどの回復ぶりを見せたが——彼女が抱く疑問は日増しに膨らんでいった。
不安の中、彼女は仙舟からの便りを待っていた。そして、かなりの時間が経ってから、ルアン・メェイは彼女に「星核の災い」で起きた悲報を伝えた——
「幻朧」と呼ばれる使令が、彼女の姿で仙舟に潜入して災いを引き起こし…そして、多くの命を奪ったのだと。
「幸いにも、星穹列車と仙舟の協力により、幻朧はすでに倒され、甚大な被害には至っていません」
彼女はぼんやりと「自分」の話を聞いていたが、あまりに荒唐無稽で非現実的なものに思えた。
「つまり、彼女は私の命だけでなく、私の人生の一部も奪ったということ。この姿で羅浮に戻ることも、虹車の皆様と出会うことも…彼女はすべきではありませんでした……」
「あなたに対する幻朧の『壊滅』は終わったわけではありません。一時的に体内の『壊滅』の力を抑えたとはいえ、あなたの意志を痛めつけようとする彼女の行いはまだ始まったばかりです」
その淡々とした声に、かすかな嘆息が混ざっているように感じた。
「わかりません…どうして私なのですか?」
「運命のサイコロが偶然、あなたの元へ転がっただけです」
「…つまり、それによって私の運命も彼らと繋がったと……?」
「私はただ、頼まれてあなたを救っただけのこと。羅浮に戻った後のことは、あなた次第です」
「ですが…いずれにせよ、私はその大きな存在たちの対局で使われる駒になっていることに…変わりはないのですね?」
「否定はできません」
彼女はしばらく沈黙し、計算しながら考え込んでいた。
「商売で重要なのはお互いの駆け引きです。生まれ変わった以上、まだ選択の機会はあるのですよね?」
ルアン・メェイは少女を見てから首を横に振る。
「わかりません。それはあなたの『選択』であり、『あなた』にしかできないことですから」
ストーリー・4
キャラLv.
80
で解放
騒動が過ぎ去った後のピノコニーは、以前と同じように活気に満ちている。
贅を尽くした輝く商業の楽園である街並みは、彼女がずっと訪れたいと思っていた場所だった。
「あなたも夢追い人ですよね?その格好…珍しいなと思いまして」
ハンターに扮した異邦人がいつの間にか彼女の傍に来ていた。
「もちろん私もそうです。今はこんな格好をしていますが、いつの日かクラークフィルムを買い取ってやるんです!あなたは?」
「そうですね…私はせいぜい半夢追い人といったところでしょうか……」
「いつか星海を渡り、さまざまな世界へ行き、あらゆる場所と貿易を行いたいとずっと思っていました。ですが、残念ながら……」
そこまで言うと、彼女は口をつぐんだ。異邦人は考え込んでからうなずき、スラーダのグラスを掲げて彼女に敬意を示すと、一気に飲み干し、その場から去っていった。
故郷に帰る道のりは元から長いものなのに、彼女はこの地で立ち止まることを選んだ。
未来には多くの道があるのと同じように、彼女もまた、故郷に帰ることだけが望みではない。
「そちらのお嬢さん、スラーダはいかがです?」
彼女が振り返ると、ワゴンを押している商人がいた。
「…その格好からして、仙舟羅浮からいらっしゃったんですね?何年も前にオーナーと一緒に行ったことがありますよ!あの巨大な船と華やかな街並みは、今でも忘れられません」
「そうそう、あの時鳴火商会を訪ねたのですが…私たちをもてなしてくれたのが、たしか停雲さんという方でした。あなたに少し似てるような気がします。彼女のことをご存知かはわかりませんが……」
「お嬢さん、お嬢さん?聞こえてますか?」
彼女はピノコニーの星空を見上げる。きっと見えないところで、人々が行きつ戻りつしているのだろう。
「申し訳ありません。ちょうど小さな元手で大金を動かせる『大きな商売』について考えていました。大きな利益を得られる反面、途方もないリスクもあるのですが……」
「迷ってるのですか?」
彼女はほほ笑む。
「迷ったこともありましたが…ようやく決心がつきました。
もし…私の登場によって大きな存在たちの目をくらますことができたのなら、もっともっと遠くの空へ行けたことになるでしょう」