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雲上の都市国家が時の流れと共に崩れゆこうとも、昏光の庭は再びその扉を開き、永夜に微かな光をもたらした。 医師ヒアシンシア、「天空」の火種を見守る黄金裔。先祖の意志を継ぎ、引き裂かれた晨昏を繕う者である。 ——願わくば虹色の光が降り注ぎ、すべての怨恨を消し去り、この地に再び黎明をもたらさんことを。
ヒアンシー
記憶
きおく
風
詳細
戦闘スキル
召喚
軌跡
星魂
ストーリー
Lv.
1/20
HP
147
攻撃力
52
防御力
85
速度
110
挑発
100
0
0
0
0
0
Add to Planner
雲上の都市国家が時の流れと共に崩れゆこうとも、昏光の庭は再びその扉を開き、永夜に微かな光をもたらした。 医師ヒアシンシア、「天空」の火種を見守る黄金裔。先祖の意志を継ぎ、引き裂かれた晨昏を繕う者である。 ——願わくば虹色の光が降り注ぎ、すべての怨恨を消し去り、この地に再び黎明をもたらさんことを。
通常攻撃
Lv.1
雲
くも
を
撫
な
でるそよ
風
かぜ
単体攻撃 | Energy Gen
20
| Break
30
指定した敵単体にヒアンシーの最大HP
25
%
分の
風
属性ダメージを与える。
戦闘スキル
Lv.1
降
ふ
り
注
そそ
ぐ
彩虹
さいこう
の
愛
あい
回復 | Energy Gen
30
記憶の精霊
「イカルン」を召喚する。イカルン以外の味方全体のHPを、ヒアンシーの最大HP
4
%
+
40
回復する。イカルンのHPをヒアンシーの最大HP
5
%
+
50
回復する。
必殺技
Lv.1
晨昏
しんこん
に
飛
と
び
込
こ
むわたしたち
サポート | 消費EP
140
/ Gen
5
記憶の精霊
「イカルン」を召喚する。イカルン以外の味方全体のHPを、ヒアンシーの最大HP
5
%
+
50
回復する。イカルンのHPをヒアンシーの最大HP
6
%
+
60
回復する。ヒアンシーは「雨上がり」状態に入る。
3
ターン継続。ヒアンシーのターンが回ってくるたびに継続時間-1ターン。ヒアンシーが「雨上がり」状態の時、味方それぞれの最大HPが
15
%
+
150
アップ
。
天賦
Lv.1
世界
せかい
を
癒
い
やす
暁
あかつき
の
光
ひかり
強化
記憶の精霊「イカルン」の初期最大HPは、ヒアンシーの最大HP
50
%
分となる。ヒアンシーまたはイカルンが治癒を行う時、イカルンの与ダメージ+
40
%
、
2
ターン継続。最大で
3
層累積できる。
秘技
Lv.1
お
日様
ひさま
ぽかぽか、
輝
かがや
くみんな!
回復
次の戦闘開始時、味方全体のHPをヒアンシーの最大HP
30
%
+
600
回復する。また、味方それぞれの最大HP+
20
%
、
2
ターン継続。
通常攻撃▼
戦闘スキル
必殺技
天賦
Lv1▼
Lv2▼
Lv3
Lv4
Lv5
Lv6
3,500
2
4
イカルン
Brief Description
精霊スキル
Lv.1
黒雲退散
こくうんたいさん
!
全体攻撃
敵全体に、ヒアンシーと「イカルン」の本戦闘における累計治癒量
10
%
分の
風
属性ダメージを与える。その後、
50
%
分の累計治癒量がクリアされる。
精霊天賦
Lv.1
青空
あおぞら
と
手
て
を
取
と
り
合
あ
って
回復
「イカルン」の速度は0に固定され、
デバフ効果
に抵抗でき、アクションバーにも表示されない。
イカルン以外の味方のHPが減った場合、イカルンはいずれかの敵または味方のターンが回ってきた時、もしくは行動した後に、自身の最大HP
4
%
分のHPを消費し、HPが減った味方のHPをヒアンシーの最大HP
1
%
+
10
回復する。
ヒアンシーが「雨上がり」状態の時、イカルンはヒアンシーがスキルを発動した後に
追加ターン
を1獲得し、自動で「黒雲退散!」を発動する。また、イカルンが精霊天賦の治癒効果を発動する時、さらに味方全体のHPをヒアンシーの最大HP
1
%
+
10
回復する。イカルンがスキルを発動した後、自身にあるすべての
持続効果
の継続ターン数-1。
「<ruby>羽<rt>は</rt></ruby>ばたけ、<ruby>輝<rt>かがや</rt></ruby>く<ruby>太陽<rt>たいよう</rt></ruby>へ」
強化
召喚された時、ヒアンシーのEPを
15
回復する。戦闘中に初めて召喚された時は、さらにEPを
30
回復する。
「<ruby>墜<rt>お</rt></ruby>ちてなお、<ruby>天空<rt>てんくう</rt></ruby>を<ruby>翔<rt>か</rt></ruby>けよ」
強化
退場する時、ヒアンシーの行動順を
30
%
早める。
精霊スキル▼
精霊天賦
Lv1▼
Lv2▼
Lv3
Lv4
Lv5
Lv6
3,500
2
4
微笑
ほほえ
む
暗雲
あんうん
ヒアンシーと「イカルン」の会心率+
100
%
。残りHPが最大HP
50
%
以下の味方に治癒を行う時、ヒアンシーとイカルンの治癒量+
25
%
。
A2
HP
+
4%
A3
速度
+
3
A4
優
やさ
しい
雷雨
らいう
ヒアンシーの効果抵抗+
50
%
。戦闘スキルまたは必殺技を発動する時、味方それぞれの
デバフ
を
1
つ解除する。
A4
効果抵抗
+
6%
A5
速度
+
3
A5
凪
な
いだ
暴風
ぼうふう
ヒアンシーの速度が
200
を超える時、ヒアンシーと「イカルン」の最大HP+
20
%
。超過した速度
1
につき、ヒアンシーとイカルンの治癒量+
1
%
、超過した速度は最大
200
までカウントされる。
A6
HP
+
6%
A6
効果抵抗
+
8%
Lv75
速度
+
4
Lv80
速度
+
2
Lv1
効果抵抗
+
4%
A2
速度
+
2
A3
1
闇夜
やみよ
の
灯火
とうか
を
守
まも
って
ヒアンシーが「雨上がり」状態の時、味方それぞれの最大HPアップ効果がさらに
50
%
アップし、味方が攻撃を行った後、その味方のHPをヒアンシーの最大HP
8
%
分回復する。
2
わたしの
庭
にわ
で
くつろいで
味方のHPが減った時、その味方の速度+
30
%
、
2
ターン継続。
3
出発
しゅっぱつ
!
太陽
たいよう
へ
向
む
かう
冒険
ぼうけん
必殺技のLv.+2、最大Lv.
15
まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.
10
まで。精霊スキルのLv.+1、最大Lv.
10
まで。
4
お
日様色
ひさまいろ
の
琥珀
こはく
を
あなたに
軌跡「凪いだ暴風」が強化される。超過した速度
1
につき、さらにヒアンシーと「イカルン」の会心ダメージ+
2
%
。
5
海
うみ
に
揺
ゆ
らぐ
赤
あか
い
霞
かすみ
戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.
15
まで。天賦のLv.+2、最大Lv.
15
まで。精霊天賦のLv.+1、最大Lv.
10
まで。
6
天空
てんくう
よ…
願
ねが
いを
叶
かな
えたまえ
「イカルン」が精霊スキルを発動した後、クリアされる累計治癒量の割合が
12
%
になる。イカルンがフィールド上にいる時、味方全体の全属性
耐性貫通
+
20
%
。
ストーリー
ボイス
所属
オンパロス
キャラクター詳細
雲上の都市国家が時の流れと共に崩れゆこうとも、昏光の庭は再びその扉を開き、永夜に微かな光をもたらした。
医師ヒアシンシア、「天空」の火種を見守る黄金裔。先祖の意志を継ぎ、引き裂かれた晨昏を繕う者である。
——願わくば虹色の光が降り注ぎ、すべての怨恨を消し去り、この地に再び黎明をもたらさんことを。
ストーリー・1
キャラLv.
20
で解放
「ゆっくり翼を広げて。そう、この前やったみたいに、わたしと一緒に深呼吸して……」
「力を抜いてください、大丈夫…うん、だいぶ大きくなりましたね。きっと頑張ってご飯を食べてるんでしょう」
温かいロウソクの光に、ふわふわの頭が照らされている。少女は子馬をそっと抱き上げると、優しく体重計の上に乗せた。
「安心してください。すぐに他の翼獣たちみたいに大きくなれますから、ね?」
聴診器をつけた少女は、その小さな体を診察していく。すると、子馬の脇腹に新しい「傷」を見つけた。
「怪我をしたんですか?」
彼女は子馬の翼を撫でながら、ほつれた裂け目から慎重に綿を詰め、針と糸を手に取る。
「ちょっと痛いかもしれませんけど、心配しないでくださいね。針の扱いには慣れてますから……」
「また無理して訓練したんですか?もしかして…あの話を聞いたからでしょうか?あなたのお母様も、おばあ様も、もっと前のご先祖様たちも、みんな空高く飛んだり、岩を砕いたりすることができたって……」
「みんなあなたがすごい英雄になることを期待していますが、どれだけ鍛えても、えっと…その期待に応えることは難しいんじゃないでしょうか……」
「あなたは…みんなとは違いますから……」
子馬はぴくりともしないまま、その黒い瞳で窓の外を見つめている。
遠くの空では、まだ空を切り裂くような雷鳴が鳴り響いていた。それは天空の要塞の英雄と、彼らの翼獣が巻き起こした嵐だ。
「これは秘密なんですけど…実はわたしもあなたと一緒なんです……」
孤独で薄暗い病室の中、長く病床に伏せっている少女はぬいぐるみを抱き締めながら、針と糸を手に、父から教わった治療術を何度も繰り返し練習している——
「でも…人とは違う光にも、存在意義はあるのかもしれません……」
ストーリー・2
キャラLv.
40
で解放
他の医者たちと同じように、少女はすべての人々を治したい、世界の崩壊によって苦しむ人々を救いたいと願っている。
しかし、暗黒の潮が都市国家を呑み込み、疫病が人々を襲う状況にあって、彼女は病を治療することはできても、絶望の広がりを食い止めることはできなかった。
「名医になるために必要なのは、効き目のある薬草だけじゃないのかも……」
「カーテンは光が通る乳白色で、ベッドは硬すぎず柔らかすぎないものを。枕元には花束を置いて…そうすれば、部屋の中でも外と同じ『色』が見える……」
彼女はエスカトンを生きる人々に、未来から差し込む一筋の光のような希望を届けたいと願っていた。
そして今、その温かく居心地のよい部屋では、心安らぐ香りに包まれながら、1人の少女が最期の時を迎えようとしている。彼女が独り言を呟くたびに、長らく封じられていた数々の記憶が、その脳裏に蘇っていく——
「パパがオルゴールをくれた日も、外では小雨が降ってた。私はオルゴールの音色と雨の音を聞きながら、最高の誕生日を過ごしたの……」
「他にも覚えてることがあるわ。街中に白いバラが咲き誇って、風が吹くたびに花の香りが大雪のように降り注いでた……」
「それに、あの空。どんどん濃くなってく青色の中に、ほんの少しのオレンジ色が混ざって……」少女は微笑みながら続ける。「透明なシャボン玉が、私の周りにふわふわ浮かんでた。ちょうど……」
「今、みたいに……」
チクタク、チクタク——
その間も時計の針は進み、彼女の声は徐々に弱々しくなっていく。
やがて止まない雨音の中、どこか満足げな溜め息が聞こえた。
「プップー……」イカルンはうなだれ、子馬のぬいぐるみの横でしょんぼりと身体を縮こまらせた。
「イカルン、聞こえましたか?彼女はわたしたちが作った空を見てくれましたよ……」
部屋の天井には、海に沈む夕日が映し出されている。
彼女は冷たくなっていく少女の手を握り締めた。その頬を、1粒の透明な涙が伝っていく。
「いつかきっと、もっと広くて暖かい空にしてみせますから……」
「プー!」
ストーリー・3
キャラLv.
60
で解放
オクヘイマ——英雄たちが集う地であり、エスカトンにおける最後の希望の街。
「火を追う旅」、「火種」、「タイタン」…苛烈で熱を帯びた言葉の数々は、今まで幾度となく耳にしてきた。しかし誰かに「英雄」と呼ばれるたび、彼女はただ手を振って否定する。
「わたしはただの医者ですから」
昏光の庭を訪れたすべての人に、そう言って優しく微笑むのだ。
ある日、深い悲しみに暮れる少女が、「死」のタイタンによる「不治の病」について相談にやってきた。
「キャスたん、それは病気なんかじゃありません!あなたにはまだまだできることがたくさんあるじゃないですか!」
よく少女と一緒に鳥や星を眺めたり、標本やキメラのぬいぐるみを作ったりしている彼女は、自分の言葉で少女が笑顔になったのを見て、胸の奥がじんわりと暖かくなっていくのを感じた。
彼女は冷徹な織り手と高慢な学者の間に確執があることを知っている。
そのため新しく設けた和解室に、織り手の好物であるオートミールと、学者が論文を添削する時に欠かせないスパークリングワサビ酢を用意して、さらに最も経験豊富な半神を招くことにした——
「もし来てくれなかったら…イカルンに毎日耳元でプープー言わせちゃいますから!」
彼女は昏光の庭にザクロの種を撒き、麦を植え、花畑を作った。それは遠くからオクヘイマにやってきた異邦人たちが、ここで心のしこりを捨て、自由に語り合えるようにするためだ。
「ほんの少しの善意でも、それを積み重ねていけば…民族間に長く横たわるわだかまりを解消できるかもしれません」
ひたすら摩耗していく半神のことを、彼女はいつも気にかけている。
「ヒアンシーちゃん…火を追う旅に出た時から、『あたちたち』はいつかこんな日が来るって、ちゃんとわかってたから……」
彼女たちはいつもそう言う。
「あなたたちの苦痛を少しでも和らげる方法がないか…もう一度樹庭の図書館へ行って調べてみますね……」
そして彼女も、いつもそうしてきたのだった。
……
天空の末裔、クレムノス人、オクヘイマの貴族、エイジリアの聖女、エリュシオンの戦士、ヤヌサポリスの聖女…小さな庭にはさまざまな人が集まり、一筋の虹のように溶け合っている。
しかし、ふとした瞬間、彼女も旅の終わりについて考えることがあった。
「その時、わたしは…何ができるのでしょうか?」
ストーリー・4
キャラLv.
80
で解放
「『光歴████年、機縁の月』ヒアンシー先生へ
お元気ですか?あの時、姉は助かりませんでしたが、昏光の庭で過ごした最後の時間…そして姉が旅立つ前に見せてくれた微笑みは、今でも私の夢を温かく照らしています。今日は、どうしてもお伝えしたいことがあって筆を執りました。実は私も、ついに医師としての道を歩み始めることになったのです。エスカトンを懸命に生きる人々を、あの日の先生のように支えたい。この長夜の中で、私も誰かにとっての小さな灯火になれたらと思っています……」
「『光歴████年、門関の月』ヒアンシー様へ
…これまでずっと傍にいてくださって、本当にありがとうございました。私が昏光の庭の治療室で小さくなっていた時、ヒアンシー様は私の悲しみが雲のように募り、それがゆっくりと消えていくまで、静かに見守っていてくださいましたね。それだけでなく、私が自分の『天気が悪い』と零した時も、あなたはその心の曇り空ごと、すべてを受け止めてくださいました…もしかしたら私も、もう少しだけ勇気を出してみてもいいのかもしれません……」
「『光歴████年、自由の月』ヒアンシーへ
お前の治療のおかげで、皆順調に回復へ向かっている。特にザクロジュースを飲みたいと騒いでいたオクヘイマの小さな戦士は、目を見張るほど元気になった。都市国家間に横たわる長年の確執は、そう簡単に消えるものではないが…今では俺も信じている。たとえ異なる色彩を持つ者同士であろうと、共に在ることはできるのだと」
「『光歴████年、長夜の月』ヒアンシー教員助手へ
忠告に感謝を。この機会に、彼女との関係修復を考えてみようと思います。もっとも、これはあくまであなたの顔を立てるためですが……」
「『光歴████年、慰霊の月』ヒアンシーへ
新しい薬を送っていただく必要はありません。私自身、失われた人間性が戻らないことは十分に承知しています。あまり心配しないでください。私たちと樹庭との関係は、決して最悪というわけではありませんから……」
「『光歴████年、歓喜の月』ヒアンシーへ
故郷の麦が再び芽吹く日が来るなんて、夢にも思わなかった。昏光の庭の花畑に寝転がると、エリュシオンに帰ったような気分になれる…だから落ち込んだ時なんかは、ここで麦の香りを嗅ぐと元気が出てくるんだ!」
「『光歴████年、昼長の月』ヒアンシーちゃんへ
みんなは灼熱の太陽や激ちい雷鳴を包み込んでた空を称えてるけど…『あたちたち』はそんな空よりも、あなたのほうがずっと優ちいと思ってる。たとえ明日、『あたちたち』がどこへ向かうことになっても…ヒアンシーちゃんのことは、ずっとずーっと忘れないからね!」
箱に入り切らなかった何通かの手紙は、診療記録のノートの横に大切にしまわれている。
旅が始まった頃、少女の微かな光は今にも闇に消えてしまいそうだった。しかし、明日の空になるため飛び立つ前に——
彼女が歩いてきた場所では、いつの間にか晴れ渡った空が、静かに最初の笑顔を咲かせていた。