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新しく仙舟「羅浮」丹鼎司の司鼎に就任した、美しく聡明な医士。 鋭い嗅覚で病を突き止め、薫香で患者を落ち着かせる。 複雑な人間関係の中でも上手く立ち回るのが得意。たとえ心の奥が激しい怒りに燃えていようと、表面上は平静を保ち、他人に隙を見せることはない。
霊砂
レイサ
豊穣
ほうじょう
炎
詳細
戦闘スキル
軌跡
星魂
ストーリー
Lv.
1/20
HP
184
攻撃力
92
防御力
59
速度
98
挑発
100
0
0
0
0
0
Add to Planner
新しく仙舟「羅浮」丹鼎司の司鼎に就任した、美しく聡明な医士。 鋭い嗅覚で病を突き止め、薫香で患者を落ち着かせる。 複雑な人間関係の中でも上手く立ち回るのが得意。たとえ心の奥が激しい怒りに燃えていようと、表面上は平静を保ち、他人に隙を見せることはない。
通常攻撃
Lv.1
供香
ぐこう
単体攻撃 | Energy Gen
20
| Break
30
指定した敵単体に霊砂の攻撃力
50
%
分の
炎
属性ダメージを与える。
戦闘スキル
Lv.1
彩煙
さいえん
全体攻撃 | Energy Gen
30
| Break
30/hit
敵全体に霊砂の攻撃力
40
%
分の
炎
属性ダメージを与え、味方全体のHPを霊砂の攻撃力
10
%
+
105
回復する。また、「浮元」の
行動順
を
20
%
早める。
必殺技
Lv.1
彩雲
さいうん
の
如
ごと
く
巡
めぐ
る
霞
かすみ
全体攻撃 | 消費EP
110
/ Gen
5
| Break
60/hit
敵全体を「芳酔」状態にする。「芳酔」状態の敵が受ける
弱点撃破ダメージ
+
15
%
、
2
ターン継続。
敵全体に霊砂の攻撃力
90
%
分の
炎
属性ダメージを与え、同時に味方全体のHPを霊砂の攻撃力
8
%
+
90
回復する。また、「浮元」の
行動順
を
100
%
早める。
天賦
Lv.1
紅霧
べにぎり
より
出
い
づる
煙獣
えんじゅう
全体攻撃 | Break
30/hit
戦闘スキルを発動する時、「浮元」を召喚する。「浮元」の初期速度は
90
、初期行動可能回数は
3
回。
行動時、「浮元」は敵全体に
追加攻撃
を行い、霊砂の攻撃力
37.5
%
分の
炎
属性ダメージを与える。
さらに、ランダムな敵単体に霊砂の攻撃力
37.5
%
分の
炎
属性ダメージを与える。この時、「浮元」は
炎
属性弱点を持ち、かつ残り靭性値が0より大きいいずれかの敵を優先的にターゲットにする。
また、味方それぞれの
デバフ
を
1
つ解除すると同時に、霊砂の攻撃力
8
%
+
90
のHPを回復する。
「浮元」の行動可能回数は最大で
5
回まで累積できる。行動可能回数が0になる、または霊砂が
戦闘不能状態
になると「浮元」は消える。
「浮元」がフィールド上にいる時に戦闘スキルを発動すると、「浮元」の行動可能回数+
3
回。
秘技
Lv.1
流翠散雲
りゅうすいさんうん
サポート
秘技を使用した後、次の戦闘開始時に即座に「浮元」を召喚し、敵全体を「芳酔」状態にする、
2
ターン継続。
通常攻撃▼
戦闘スキル
必殺技
天賦
Lv1▼
Lv2▼
Lv3
Lv4
Lv5
Lv6
5,000
3
6
朱炎
しゅえん
自身の攻撃力を撃破特効
25
%
分アップする、最大で攻撃力+
50
%
。また、自身の治癒量を撃破特効
10
%
分アップする、最大で治癒量+
20
%
。
A2
HP
+
4%
A2
撃破特効
+
5.3%
A3
攻撃力
+
4%
A3
幽香
ゆうこう
通常攻撃を行う時、さらにEPを
10
回復する。
A4
撃破特効
+
8%
A4
HP
+
6%
A5
撃破特効
+
8%
A5
余香
よこう
「浮元」がフィールド上に存在する時、任意の味方キャラがダメージを受ける、またはHPを消費する時、パーティに残りHP割合が
60
%
以下のキャラがいる場合、「浮元」が即座に天賦による
追加攻撃
を行う。この追加攻撃は「浮元」の行動可能回数を消費せず、
2
ターン後に再度発動できる。
A6
攻撃力
+
6%
A6
HP
+
8%
Lv75
撃破特効
+
5.3%
Lv1
撃破特効
+
10.7%
Lv80
1
破邪
はじゃ
の
香
かお
り
霊砂の 弱点撃破効率+
50
%
。敵が弱点撃破される時、その敵の防御力-
20
%
。
2
垂
しだ
れ
雲
ぐも
に
紅香炉
べにこうろ
必殺技を発動する時、味方全体の撃破特効+
40
%
、
3
ターン継続。
3
一縷
いちる
の
新芽
しんめ
、
濃香
のうこう
なる
華
はな
必殺技のLv.+2、最大Lv.
15
まで。天賦のLv.+2、最大Lv.
15
まで。
4
帳
とばり
を
撫
な
でる
朱煙
しゅえん
「浮元」が行動する時、残りHPが最も低い味方のHPを、霊砂の攻撃力
40
%
分回復する。
5
揺
ゆ
るがぬ
規矩
きく
戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.
15
まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.
10
まで。
6
春蘭
しゅんらん
の
宿香
しゅくこう
「浮元」がフィールド上に存在する時、敵全体の全属性耐性-
20
%
。「浮元」が攻撃を行う時、さらに
4
ヒットする。
1ヒットにつき、ランダムな敵単体に霊砂の攻撃力
50
%
分の炎属性ダメージを与える。この時、「浮元」は炎属性弱点を持ち、かつ残り靭性値が0より大きい敵を優先的にターゲットにする。なお、このダメージの削靭値は1ヒットにつき
5
。
ストーリー
ボイス
所属
仙舟「羅浮」
キャラクター詳細
新しく仙舟「羅浮」丹鼎司の司鼎に就任した、美しく聡明な医士。
鋭い嗅覚で病を突き止め、薫香で患者を落ち着かせる。
複雑な人間関係の中でも上手く立ち回るのが得意。たとえ心の奥が激しい怒りに燃えていようと、表面上は平静を保ち、他人に隙を見せることはない。
ストーリー・1
キャラLv.
20
で解放
煙が立ち昇る丹鼎を見つめながら、少女は落ち着かない様子で座布団に腰を下ろした。その輝く両目は上下に躍る丹炉の蓋に注目している。
そして薬の完成を知らせる爆発音がすると、少女は真っ黒に焦げた煎餅のようになった顔を気にすることなく、きらきらと光る丹薬を掴み、嬉しそうに師匠の診察室に駆け込んだ。
「雲華師匠!見てください、できました!」
混み合う診察室では丹鼎司の司鼎、雲華が病人に治療を施しているところだった。
集中している師匠を見て、少女は大人しく雲華の後ろに引っ込むと、俯いて軽く丹薬の匂いを嗅ぐ。
「この症状は…少し複雑ですね……」
すると、師匠の躊躇うような言葉に反応したように、少女は病人に近づいて匂いを嗅いだ。
「丹朱、あなたほど鼻の利く者はいません。この患者の病について何か気づいたことがあったら、ぜひ聞かせてください」雲華は少女を近くに呼び寄せ、励ますように彼女を見つめる。
「ええと…熟れすぎた果実のような匂いがするので…脾臓に問題があり、消渇の症状が出ているのかと……」
「よろしい…たしかに初期症状に当てはまります。では、どの薬を用いるべきだと思いますか?」
少女は手の中の丹薬を突き出して、大声で言った。「回生丹を半粒、水で服用とします!」
…
その日の診療が終わると、少女は雲華の後ろをついて回りながら、不思議そうに尋ねた。
「師匠、なぜ毎日ご自分で患者を診られているのですか?丹鼎司の他の上級医士たちは、自分のことにかかりきりか、名士や富豪の家を訪問するかなのに……」
雲華は診療録の整理を終えると、しゃがんで少女の頭を撫でた。
「丹朱…もしかして、どこかで何か聞いたのでは?」
「うっ…実は先日、師匠のことを悪く言っている人がいまして……」そう言って項垂れる少女は、今にも泣き出しそうだ。
「丹朱、医士の職務は何だと思いますか?」雲華は微笑みながら丹朱を抱き締めた。
「それはもちろん、薬を研究して、人の命を救うことです……」
「それなら、我々医士は日々真剣に仕事に取り組み、職責を果たさなければなりませんよね?違いますか?」
「…はい、師匠」
師匠の優しい微笑みを見つめながらも、心に残るわずかな疑念が晴れることはなかった。
ストーリー・2
キャラLv.
40
で解放
丹鼎司で雲華について学んだ毎日は、彼女の人生の中で最も充実した時間だったといえるだろう。
嗅覚の鋭い蛇のように、彼女は芳しい薬草の間をするすると行き来しては、異なる星から来た珍しい生物の研究をしていた。魔陰の身の起源、豊穣の忌み物の本質、魔陰の身の発作を和らげる丹薬…どの研究課題も彼女を夢中にさせ、日々収穫と喜びを与えてくれていたのだ。
そうして彼女が薬の香りと妄想に浸っている間に、丹鼎司の情勢は静かに不穏な動きを見せていた。
数十日にわたる徹底的な内部監察を経て、争いの波はついに司鼎雲華にまで及んだ。
彼女は紙切れ1枚で司鼎の地位を剥奪されることになったのである。
実を言うと、このような事態に陥る前に、彼女は奇妙な臭いを嗅ぎつけていた。
龍師たちの内緒話、丹鼎司内に漂う嗅ぎ慣れない丹薬の香り、さらには謎の知らせを受け取った師匠が、連夜幽囚獄に通っていたこと…しかし、これらの出来事の関連性に気づいた時には、何もかもが遅すぎたのだ。
彼女は丹鼎司の先輩に助けを求めたが、それまでは優しかったはずの彼も、次期司鼎の座を狙い目の色を変えていた。そして最終的に彼女が受け取ったのは、冷たい返事と警告だけだったのである。
彼女は異議を申し立てたが、何度書類を提出しようと、同じような内容の文書が返ってくるばかりだった。
それでも彼女は、患者の命を救うという使命を片時も忘れたことのない司鼎が、人としてあるまじき残忍な行いをしたなどとは決して信じなかった。
そのことでまた人と言い合いになった、ある日。どこからともなく現れた雲華が優しく彼女の肩を叩いた。
「丹朱、私を庇う必要はありません…もう疲れました。ここを出るのも悪くないでしょう」
彼女は師匠を追いかけたが、それ以上何か言うことはなかった。なぜなら、ある臭いが彼女の鼻腔を満たしたからである――
――それは陰謀の臭いだった。
ストーリー・3
キャラLv.
60
で解放
彼女は即座に理解した――ここを離れたほうがいいのかもしれないと。
師弟は龍師の助けを借りて羅浮を離れ、朱明へと向かった。その道中、過去のさまざまな出来事が脳裏に蘇っては消えていく。丹薬作りに没頭していた2人は、人々の悪意が織り成した網が自分たちを覆っていることに気づかなかったのである。
「俗世との向き合い方を知らなければ、自分の理想は遅かれ早かれ打ち砕かれることになる」
二度と同じ轍を踏むわけにはいかない――彼女は密かに決意した。
雲華の紹介で朱明の龍尊「炎庭君」と知り合い、「金鱗燃犀」一派に入門した彼女は、針灸、お香、炎治療など、さまざまな特殊な医術を学んだ。
それに加え、外のことに無関心だった自分を改め、何食わぬ顔でいろいろな人と関わり合うようになったのである。
そして時間が経つにつれ、彼女はすべての人、すべての「病」に独特の「におい」があることに気づき始めた。
嫉妬と陰謀の腐臭なら嗅いだことがある。
朱明で学んでいる間、知らぬ間に薬材が失くなったことがあるのだが、そのせいで誤解され、冷遇されようと、彼女が押し潰されることはなかった。それどころか、大勢の先輩丹士を遥かに凌ぐ調香技術で、あらゆる疑念と嘲笑を一蹴したのである。
陰謀や虚偽の生臭いにおいも嗅いだことがある。
他の星の生物工学専門家を迎え入れた時、相手の謀略をひとつずつ暴き、徐々に策を進め、ついには彼らが薬王秘伝と共に企んだ計画を失敗に終わらせた。
さらには、欲に目がくらんだ者が発する悪臭も嗅いだことがある。
朱明の軍医に任命された時、軍の薬品に隠された大きな利益に気づき、顔色ひとつ変えずに密かに調査を進め、不正に手を染めた関係者たちを一挙に処分した。
人々が抱えるさまざまな「病」も、彼女が診察すれば露わになる。そして彼女が自ら調合した「香り」で、その異臭を取り除くのだ。
「私は師匠のように俗世を超越するような存在にはなれません。それならいっそ、人の心の在り様について見聞を深め、異臭を放つ人々と戦おうではありませんか」
彼女は自身の名前を「霊砂」と改めた。
それは陰陽の均衡を整え、水と火を調和させ、人々を危機から救う妙薬の名であると同時に、彼女自身がなりたいと望む姿でもある。
ストーリー・4
キャラLv.
80
で解放
彼女はお香を使い、羅浮の丹術と朱明の「金鱗燃犀」の技術を巧みに融合させ、次第に同盟に知らぬ者のいない著名な医士へと成長した。
同盟から羅浮丹鼎司の司鼎に任命された時、一時は夢見心地であった霊砂。しかしいざ羅浮に到着すると、丹鼎司の状況は改善されていないどころか、彼女が去った時よりもひどい内部抗争が発生していることを、失望と共に知ることになった。
「第一に、利益が複雑に絡み合い、人間関係に問題がある。第二に、専門性に欠け、責任の押し付け合いをしている。第三に、賞罰が不公平で、そのために人々の心が乱されている。第四に、研究を蔑ろにしているだけでなく、診察を軽んじている。第五に、権力を持つ者が大小問わず仕事を奪っていくため、向上心のある者が落胆している。長年積もりに積もった問題は数知れない……」
彼女は笑顔で人と交流している間も、心の中では静かに相手の人物像を定め、己の立ち向かうべき問題を明確にしていった。
とはいえ、丹鼎司の問題は一朝一夕で解決できるものではない。
龍師の上辺だけの親切にしろ、丹鼎司の医士による事実の歪曲にしろ、他の部門との水掛け論にしろ、すべてが彼女の頭痛の種だ。心を落ち着かせるために、彼女は毎日たくさんのお香を焚かなければならなかった。
「怒らない怒らない、怒ったせいで病気にでもなったら、誰が私の代わりを務めるというの……」
医士の見るに堪えない報告書に苦笑しながら、彼女は無意識に自分のこめかみを揉んだ。
外からは相変わらず波の音が聞こえてくる。
彼女は窓の外の引いては満ちていく海を眺め、雲華も当時はこうして毎日を過ごしていたのだろうと考えた。
「師匠…世間の浮き沈みに直面しながら、それでも諦めずに前に進み続けるというのは、簡単なことではありませんね……」
かつては丹炉で顔を真っ黒にしていた少女も、今ではいくつもの問題を抱え込む大人になってしまったのである。