キャラLv.80で解放
ヘルタ:模擬宇宙は星神のシミュレーションと其らへの問いかけを続けてきた。だから今回は逆に星神に問いかけてもらうのはどう?…私がはっとするほどの質問が飛び出すといいんだけど。
ヘルタ:…まずは其らを引っ張り出さなきゃ。
模擬宇宙:ミス・ヘルタは模擬宇宙全域に虚数充溢問題の答えを放送し、失敗しました。
模擬宇宙:ミス・ヘルタは嫌々ながらも模擬宇宙全域に星神を賛美する演説を公開し、失敗しました。
ヘルタ:つまんない、もう終わりにする。
模擬宇宙:一瞬、其が現れました。人知を超えるほどの巨体で、ギアとケーブルが絶妙に絡み合っています。其は観察し、計算し、すべての解を求めます。其は疑問を提起し、検証を行い、答えを手にします。それ以外は何もしません。
模擬宇宙:其はどんなことでも知っています、何を聞いても構いません。其の前では人類はあまりにも無知です。あなたの頭にあるわずかな経験と知識では其の足元にも及びません。
ヘルタ:やっぱり私の顔を立ててくれるのはヌースだけね。
ヘルタ:他人は私の思考を、理解できない「魔法」と称すけど、私にとってはあなたの思考こそがまさに「魔法」。だから全知の神よ、どうか私に問いかけて——
ヌース:██!
ヘルタ:お願いだからわかる言葉で話して。
ヌース:其は答えず、ただ沈黙した。
ヘルタ:…
ヘルタ:私に言えることも何もない。
模擬宇宙:次の瞬間、あなたはなんらかの力によって追い払われ、宇宙最奥の秘密はまるで触手の生えた深淵のように、あなたを逃れられぬ恐怖へと引きずり込みました。
模擬宇宙:ヘルタは強制的にログアウトさせられました。
模擬宇宙:ヘルタが再びログインしました。
ヘルタ:ふふ、やっぱりあなただったのね!
ヌース?:其が「ハハ!」と答えた。ハハハハハハ!
ヌース?:信じたのか?ほら、模擬宇宙の計算力がロリポップキャンディの模様みたいに押し寄せている。
ヌース?:どうした?其が「ハハ」という返事をする可能性もあるだろう?
ヘルタ:ふん、機械頭がぜんぜん応えてくれないことなんて知ってる!問題と疑問は思考の本質であり、そこには禁忌も境界も終わりもない——
ヘルタ:其がやる気をなくしたのなら話は別だけど。
ヘルタ:でも、このまま行かせるようなことはしない。埋め合わせに1つ質問して。冗談は許さないから。
アッハ:凡人が頭を使うと、機械頭がおかしく笑うのだ!仮面の愚者になって、私に顔を見せてくれないか?
ヘルタ:無理ね、それならイドリラのほうがマシ。
——
かなり昔の模擬宇宙の運行ログ