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仙舟「朱明」の猟剣士。素直な性格で、「燭淵将軍」懐炎の孫娘。彼の寵愛を一身に受けている。 幼い頃から懐炎より剣術と鍛造技術を学び、「焔輪八葉」の中で2番目に若い天才剣士。 朱明から流出した魔剣を心底嫌悪しており、「魔剣を狩り尽くす」と誓いを立てている。
雲璃
ウンリ
壊滅
かいめつ
物理
詳細
戦闘スキル
軌跡
星魂
ストーリー
Lv.
1/20
HP
184
攻撃力
92
防御力
62
速度
94
挑発
125
0
0
0
0
0
Add to Planner
仙舟「朱明」の猟剣士。素直な性格で、「燭淵将軍」懐炎の孫娘。彼の寵愛を一身に受けている。 幼い頃から懐炎より剣術と鍛造技術を学び、「焔輪八葉」の中で2番目に若い天才剣士。 朱明から流出した魔剣を心底嫌悪しており、「魔剣を狩り尽くす」と誓いを立てている。
通常攻撃
Lv.1
震天動地
しんてんどうち
単体攻撃 | Energy Gen
20
| Break
30
指定した敵単体に雲璃の攻撃力
50
%
分の
物理
属性ダメージを与える。
戦闘スキル
Lv.1
天威煌々
てんいこうこう
拡散攻撃 | Energy Gen
30
| Break
60 + 30/adjacent
雲璃の攻撃力
20
%
+
50
のHPを回復し、指定した敵単体に雲璃の攻撃力
60
%
分の
物理
属性ダメージを与え、隣接する敵に雲璃の攻撃力
30
%
分の
物理
属性ダメージを与える。
必殺技
Lv.1
天
てん
を
揺
ゆ
るがす
大地
だいち
の
剣
つるぎ
強化 | 消費EP
120
/ Gen
5
| Break
30
EPを
120
消費し、雲璃が「構え」状態に入り、敵全体を挑発状態にする。次に行動する味方または敵のターンが終了する時まで継続。雲璃の次のカウンターダメージの会心ダメージ+
60
%
。
天賦によるカウンターを発動する時、代わりに
カウンター
「看破・滅」を発動し、「構え」状態を解除する。「構え」状態の間、カウンターを発動しなかった場合、「構え」状態が解除される時、雲璃はランダムな敵に
カウンター
「看破・斬」を発動する。
「看破・斬」:敵に雲璃の攻撃力
132
%
分の
物理
属性ダメージを与え、隣接する敵に雲璃の攻撃力
66
%
分の
物理
属性ダメージを与える。
「看破・滅」:敵に雲璃の攻撃力
132
%
分の
物理
属性ダメージを与え、隣接する敵に雲璃の攻撃力
66
%
分の
物理
属性ダメージを与える。その後、追加で
6
ヒットする。1ヒットにつき、ランダムな敵単体に雲璃の攻撃力
43.2
%
分の
物理
属性ダメージを与える。
雲璃がこのスキルでダメージを与える時、必殺技ダメージを与えると見なされる。
天賦
Lv.1
閃熔
せんよう
拡散攻撃 | Energy Gen
10
| Break
30/hit
雲璃が敵の攻撃を受けた後、さらにEPを
15
回復し、即座に攻撃者に
カウンター
を発動し、雲璃の攻撃力
60
%
分の
物理
属性ダメージを与え、隣接する敵に雲璃の攻撃力
30
%
分の
物理
属性ダメージを与える。
カウンターの対象となるはずの敵がすでにいない場合、ランダムな敵にカウンターを発動する。
秘技
Lv.1
後
ご
の
先
せん
強化
自身に「迎撃」状態を付与する、
20
秒継続。効果期間中、敵を先制攻撃、または攻撃を受けて戦闘に入った後、即座にランダムな敵単体に「看破・滅」を発動する。その回の攻撃の与ダメージ+
80
%
。
通常攻撃▼
戦闘スキル
必殺技
天賦
Lv1▼
Lv2▼
Lv3
Lv4
Lv5
Lv6
5,000
3
6
炎輪
えんりん
「看破・斬」を1回発動した後、次の「看破・斬」は「看破・滅」に変わる。
A2
HP
+
4%
A2
攻撃力
+
4%
A3
会心率
+
2.7%
A3
却邪
きゃくじゃ
「構え」状態の時、行動制限系デバフに抵抗し、受けるダメージ-
20
%
。
A4
攻撃力
+
6%
A4
HP
+
6%
A5
攻撃力
+
6%
A5
真鋼
しんこう
カウンターを発動する時、雲璃の攻撃力+
30
%
、1ターン継続。
A6
会心率
+
4%
A6
HP
+
8%
Lv75
攻撃力
+
8%
Lv80
攻撃力
+
4%
Lv1
1
無垢
むく
なる
歴刃
れきじん
「看破・斬」の与ダメージと「看破・滅」の与ダメージ+
20
%
。「看破・滅」の追加のヒット数+
3
。
2
新
あら
たに
生
う
まれた
光
ひかり
カウンターを発動してダメージを与える時、敵の防御力を
20
%
無視する。
3
九尺運斤
きゅうしゃくうんきん
必殺技のLv.+2、最大Lv.
15
まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.
10
まで。
4
大匠撃砧
たいしょうげきちん
「看破・斬」または「看破・滅」を発動した後、自身の効果抵抗+
50
%
、
1
ターン継続。
5
我
わ
が
剣
つるぎ
、
石
いし
に
匪
あら
ず
戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.
15
まで。天賦のLv.+2、最大Lv.
15
まで。
6
琴心剣胆
きんしんけんたん
「構え」状態の間、敵が能動的にスキルを発動する時、雲璃を攻撃していなくても雲璃は「看破・滅」を発動し、「構え」状態を解除する。「看破・斬」または「看破・滅」を発動してダメージ を与える時、会心率+
15
%
、物理属性耐性貫通+
20
%
。
ストーリー
ボイス
所属
仙舟「朱明」
キャラクター詳細
仙舟「朱明」の猟剣士。素直な性格で、「燭淵将軍」懐炎の孫娘。彼の寵愛を一身に受けている。
幼い頃から懐炎より剣術と鍛造技術を学び、「焔輪八葉」の中で2番目に若い天才剣士。
朱明から流出した魔剣を心底嫌悪しており、「魔剣を狩り尽くす」と誓いを立てている。
ストーリー・1
キャラLv.
20
で解放
鍛冶工房で父が剣を鍛えるところを見ていると、炉のじりじりと炙るような熱気のせいで、驚くほど早くお腹が空いてしまう。そのため数時間もすると、彼女はこっそり抜け出して市場へ行き、空腹を満たしてから見学に戻るのだ――腹が減っては身につくものも身につかない。
「ここの龍つくねは他の店より出てくるのが早い。料理人の手際がよくて、竹串をきれいに真ん中に刺してくれるから、つくねが歪んだりすることもない…もし彼が剣術を学んだとしたら、その剣捌きもきっと清々しいものなんだろうな」そんなことを考えながら、彼女は列の最後尾に並んだ。
胡麻おにぎりの屋台では、普段は女主人が調理を担当しているが、今日店頭に立っているのは旦那のほうだった。彼の肘の辺りの上腕筋は、腕の付け根の筋肉よりも引き締まっている。まるで剣術の修行で鍛えたことがあるかのようだ。そのせいか、おにぎりの握り方もかなり豪快で――彼の作ったものは、いつもの3倍は大きい。彼女は近づいて言った。「2つちょうだい、ご飯多めで」
青い服の青年が売っている蓮根の砂糖揚げはいつも味に当たり外れがあるが、今日のものは出来がよかった。甘いが油っぽくはなく、外はカリカリ、中はホクホクだ。1つ食べ終わると、彼女はそのまましばらく店の様子を観察することにした。青年は砂糖で作ったタレを蓮根に塗りつけながら、手首を規則的に動かしている…なんと、それは剣術の動作ではないか!いつの間に学んだのだろう?「ふむふむ…料理の中にも剣術あり、と……」
腹ごしらえをして家に帰る頃には、すでに日が暮れていた。庭を見ると、鉄兜を被った男が、父の手から真新しい剣を受け取っているところだった。
「含光先生、ありがとうございます。必ずや…悪を根絶やしにすると誓います」降り注ぐ夕日は彼の固い決意を際立たせているが、一方で仄暗い絶望も添えている。
雲璃の目に夕日は映っていない。彼女が気になったのは、鉄兜の男は見るからにがっしりとした逞しい体格をしているというのに、受け取った剣が軽い造りをしているということだ。普通の剣に比べ、その刃先は幅が広くなっていた。こうした形のものは、複数の方向から向かってくる敵に対応するのに適している…しかし剣を受け取った男は、なぜか真っ先に手貫緒の強度を確かめ始めた……
「今の人って突撃騎兵だよね?あんなに軽そうな剣なのに、振り落とさないか手貫緒の心配までするなんて。どう見ても臆病で戦場から逃げ出す部類じゃん…しかも逃げ足が速そう。あの人に父さんの剣は相応しくないと思うけど?」
含光は驚いた様子で雲璃を見た。
「ふふん…普段たくさん食べてるのは、見る目を養うためなんだから!」
ストーリー・2
キャラLv.
40
で解放
物音が聞こえたほうへ進んでいくと、工房の片隅に辿り着いた。そこに父の姿はなく、ただ鉄屑を混ぜて作った大剣の原形が床に落ちているだけだ。拾い上げたそれは、雲璃の身長よりも大きい。彼女は興味津々といった様子で大剣を撫で、含光を真似て剣を加工するふりをした。
その大剣は未完成のままだ——含光は歳陽の魔剣を生み出したことで、焔輪鋳煉宮に悲劇をもたらした。雲璃は急いで駆けつけた懐炎に救われ、間一髪のところで難を逃れたのだ。その後、懐炎の弟子となった彼女と共に、この剣の胚も連れて来られたのである。
「規格外の材料を使うと、完成した剣も折れやすくなってしまう」同門の弟子は我慢できずに彼女を窘める。彼の剣も——上品に彼女の「鍛造」の手つきを指摘した。
「そっちこそお上品すぎるんじゃない?もっと木の皮とか削ったら?」
雲璃の言葉に、相弟子は戸惑ったような、気まずいような表情を浮かべる。それに気づいた彼女は顔を上げ、彼の懐で静かにしている剣を見ながら言った。「ごめん、今のはあなたじゃなくて…その剣に言ったの」
「我が名は芒光。剣先はススキのように鋭く、常に眩しいほどの光を放つ」
その剣は主によって宝物庫に隠されて以来、一度も使われていない。
「私は茉莉。柄に刻まれたジャスミンの花がお気に入りなの」
茉莉は主に適当な名前を付けられたことに不満を抱いていたが、大切に扱ってもらえることには喜びを感じていた。
人間の言葉は複雑だが、剣の声は素直でわかりやすい。
人を狂わせ理性を失わせる魔剣、地面に散らばる生臭い血の痕…それは彼女の記憶に、あるいは剣の胚の記憶に深く刻まれている。しかし剣の胚は今なお口を噤んだまま、あの日の出来事を語ろうとはしない。
「血に飢えた、殺意に染まった剣を見たんでしょ?」
「よく考えたら、あの歳陽にもあなたは動かせなかったはずだよね。だってあなたって内向的で、剣身は大きくても、刃は全然鋭くないんだもん」
剣の胚が突然震え出したかと思うと、黒い粉が舞い上がった。それはまるで人々が畏怖する星雲のようだ。
「歳陽を拒んだから、あの人に棄てられたんだね…あなたみたいな未完成の剣でも道理を弁えてるのに、父さ…あの人はどうして……」
「でも、剣は何を以って『完成』って言えるんだろう……」
彼女は思わず手を伸ばして、でこぼこした鍔を撫でた。その剣には鎬すらないが、凄まじい圧が感じられる。
「また黙り込むの?あなた、そんな鉄の塊みたいに…う~ん…ずっと『あなた』っていうの、なんか距離あるかも…そうだ!これからは親しみを込めて『剣ちゃん』って呼ばせてもらってもいい?」
「心配しないで。他の人にとっては刃先のない剣の胚にしか見えないかもしれないけど、剣意には鋭さなんて関係ないから」
「私が振るう剣は鋭い……」
「剣ちゃん、行こう。私と一緒に世界を見にいくの!」
ストーリー・3
キャラLv.
60
で解放
「なぜ他人の剣を奪う?」
懐炎は溜め息をついた。一方、些細なことを祖父に報告されたと知った雲璃は納得がいかない様子だ。
「刀剣に血肉はないが、鋳剣師の願いを汲み取り、剣士の意志力を削る。人の手を離れてしまえば、剣が心を失ってしまうのではと考えたことはないのか?」
「でも人間にもいろんな人がいるじゃん。身分を誇示して便宜を図らせるために名剣を利用する人もいれば、家伝の剣を受け継いでおきながら弱い者いじめする人もいる。雲騎軍の先人が遺した剣を、そこかしこで見せびらかしたりする人だって…私はそういう人たちから剣を奪ってるの」
懐炎は雲璃の後ろに目を向けた。「剣ちゃん」と名付けられた熔鉄剣骸は、刃先こそ鍛えられていないものの、鋭く、そして力強くそそり立っている——まるで目の前の少女のように。
「とにかく、剣が粗末に扱われるのは我慢ならないってこと」
「では聞くが、手に入れた剣は今後どうするつもりなのだ?持ち歩くのか?」
「え、えっと…私には剣ちゃんがあるから…目移りするのはよくないし……」
「そもそも、これまでに奪い取った剣はどうした?棚に仕舞い込んで、宝の持ち腐れにするつもりか?」
「そ、そんなことするわけない!ただ使い道が決まってないだけで…あ!腕比べの景品にするのはどうかな?私に勝った人に剣をあげるの!」
「剣意を強要するだけでなく、無理に新たな意味を与えるということか。それは剣にとっていいこととは言えないな」
雲璃の困惑した表情を見て、懐炎は力なく笑い、それまでの威厳に満ちた態度を和らげた。
「お前はまだ若い。そこまで深刻に考える必要はないだろう……」
そう言われたところで、彼女は考えずにはいられなかった。過去の記憶が今なお心の扉を叩いているのだ。窓の外では夕日が落ち、また暗闇が訪れようとしている。
その選択を下したのは剣か、それとも人なのだろうか?
ストーリー・4
キャラLv.
80
で解放
彼女は剣を翻すと、そのまま炎の中に放り込んだ。熔兵剣炉の中は灼熱の熱気で満たされているが、この時ばかりは血生臭い怨念の臭いが漏れ、辺りに漂っていた。
雲璃は静かに窓の外の夕日を眺めている。歳を重ねるにつれ、かつて抱いた疑問に対する答えも少しずつ見えてきた。
歳陽…それは人の感情を汲み取り、飲み込む生命体…刀剣は武器ではあるが、敵に向けられた切先には人の殺意が込められている。歳陽を鋳込まれた剣は、剣が放つ光の影に潜む憤怒、殺戮、暴虐を糧に、剣を握る者の心を蝕んでいき、最後には「魔剣」となるのだ。
「あいつがどんな気持ちで剣を振るっていたかわかるか?興奮…誇り…そして己こそが最強であるという自惚れ!ただの雲騎兵など永遠の足手纏いに過ぎない!そう、何百年かかっても叶えられない願いを、私が代わりに叶えてやったのだ!お前ごときに——」
彼女は炉の火力を強めた。死に際の魔剣は口数が多くなって鬱陶しい。
「ふ…知っているか?あいつは持っていた剣を投げ捨て、馬に跨り出陣間際に逃げ出したのだ!人間はああも臆病なのか?自分が何か意義のあることをしているとでも思っているのか!?人間に少しでも欲望が残っている限り、すべての魔剣を狩ることなど不可能だ……」
その時まで、彼女はすべての魔剣を狩ることを誓い、含光の罪を償いたいとも考えていた。しかし、その罪を償い切ることは当然ながら難しく、この先それを背負って生きていく気もさらさらない。熱気によって歪んだ空気の中に、雲璃の決意に満ちた表情がはっきりと浮かび上がった。
「いい剣が悪い人に粗末に扱われるのは確かに嫌だけど…いい人が悪い剣に飲み込まれるところも見たくないの」
「価値ある宝剣か、屠殺用の小刀か…あなたたちのような血に飢えた邪悪な存在に、それを決める資格はない」
「悪い人は罰を受け、悪い剣は溶かされる。さあ、大人しく炉に戻って鋳込み直してもらいなさい」
炉の炎が魔剣を完全に飲み込み、溶けた鉄が火花を散らしながら沸騰する。まるで鍛造中に剣の魂が生まれ変わっているかのようだ。
「魔剣は溶かせばいい。溶かして、魂の宿った溶鉄にする。そうやって志のない人との縁を断ち切って、志のある人が再び剣を鋳込む時まで待てばいい……」――これこそが彼女の出した答えだった。
炉の窓を閉めると、ますます中の温度が上がり、形のない熱波が彼女の考えを包み込んだ。
今、すべては生まれ変わっている。